Maison d'Ailes

今井翼にハマりそうな、拗らせそうな。一般目線とヲタ目線を行ったり来たり。ファン未満の葛藤。

『今井翼の領分、ファンの領分』私が賛同しない10の理由

「『タレントが好き』、『タレントを応援したい』と云う気持ちは、ファンがする行動全ての免罪符にはならない。ー Aile」

←♪あうとんざわいり〜 うぃんでぃ むー うぃdろ〜る♪ 脳内で「恋のから騒ぎ」のオープニングテーマを鳴らしてね⭐️

 

2019年2月8日前後、時を同じくして、ファン有志による今井翼と横浜DeNAベイスターズを絡めた2つの集金型の応援企画が立ち上がりました。

ツイッター上のファンコミュニティでは、これらの企画に対する懸念点や問題点を指摘した方々が結構おり、大半がスルーしている(つまり「参加しよう♪」みたいなツイートを見ない。少なくとも私は見ていません。騒ぐと広がるからスルーっぽい。)状態です。

こういったファン界隈は横の繋がりを大切にするので、反感を買うことを恐れ、はっきり意見をツイートする傾向にありません。しかし、即座に「翼くん本人に迷惑がかかったらどうするの?」「自己満の応援」「そっとしておきたい」などの批判的な声が上がり驚きました。「楽しそう♪」と云うだけで参加してしまわれる方々が多く、反対派はスルーだと思っていたので意外な反応でした。

 

私も企画を知った当初より「え、それ、さすがになんか違くない…?」とモヤモヤした違和感と嫌悪感を覚えており、そのモヤモヤの原因を解き明かすまでに今日まで時間がかかりました。「本質的に何がアウトか?」にはなかなかたどり着けないのだけど、こんなにモヤモヤ凄く嫌なのだから、私にとっては決定的にアウトなポイント、又はリスクがあるはずなのです。

「応援したい気持ちはわかるから。」「応援したい気持ちは同じだから」と云う感情論だけで看過してはならない問題がそこに潜んでいると思いました。

1万2000字を越えてしまったので、私のようにおヒマな方以外、半目でスクロールしながら太字や色を変えている文章をチェックし、気になるポイントのところだけお読み頂くことをお勧めいたします。

モヤモヤモヤーンと1週間アホはアホなりに考えてみてFA!←モヤモヤ言いたいだけ。

 

【結論】

私は、

今井翼の芸能活動休止中に行われる非公式の

(1)「特定の団体、個人、商品等と『今井翼』を結びつけた応援企画」

特定の何かと結びつける影響により、今井翼のパブリックイメージ(今までの芸能活動で磨き上げた今井翼の価値)に変化を生じさせる行為だと考えるから。

芸能活動休止中で無所属の現在、今井翼のパブリックイメージをコントロールする方法論を採れるのは今井翼だけです。ファンに今井翼のパブリックイメージを変化させる権利はないし、他の誰にもない。法律的にパブリシティ権問題をクリアしていても、越権行為のようで道義的に嫌です。

(2)「『今井翼』の名前を間接的にでも営利活動に関与させる企画」

(1)と同様の理由。今井翼以外の誰にも『今井翼』の名前を使用して利益を得る権利はありません。

(3)「『今井翼』の名前を使用し、公にお金を集める応援企画」

匿名の個人、団体が「今井翼」の名前でお金を集められると公に示す行為だから。

このような企画に誘発され、詐欺事件を起こす人がいたら、今井翼本人に迷惑がかかる。

全てに賛同いたしません。このような類の企画が今後、再び行われることも嫌なので反対と言ってもいいでしょう。

これは私の個人的な意見であり、発案者の方々とは『考え方』と『応援するスタンス』が異なるだけです。それらの方々の人間性を否定するものではありません。また、他の「賛同しない」「反対」の方々もそれぞれに様々な反対理由をお持ちだと思います。

 

で、とりあえず、産経新聞社さまと『White Canvas』の今井翼プロジェクトを見てしまった全ての方々に声を大にして言っておきたい。

クラファンにあまりお金が集まらなくても翼くんに人気が無いってことではないのですよー!!

(産経新聞社さまのクラウドファンディング『White Canvas』を利用した、ベイスターズ応援誌『BAY☆スタ』に今井翼への応援メッセージを出すプロジェクトは、『集まった金額』の進捗がHP上で一般公開されています。プロジェクト終了後も『今井翼』と『集まった金額』の数値は、そのまま公開され続けるようです…。他の終了したプロジェクトのも残ってる。)

これから、Aileが反対の理由をタラタラ書きますので。翼くんが大好きで応援したくても、こういう理由で参加しない人もいるのです。てゆか、結構そういう方々も多くいらっしゃると思います。

もしも、いつか今井翼自身が「音楽制作と配信の為」等でクラウドファンディングを行うことがあれば、その時は、私も出来る限りチケットを購入し、参加させていただきますので、是非是非宜しくお願いいたしますー!!

 

はい。という訳で行きましょー⭐️

【今回立ち上がった企画説明】

産経新聞社さんのクラウドファンディング『White Canvas』を利用した、インターネットのHP上では発案者『ファン有志』とされる企画。

実行はプロ野球開幕に合わせ、横浜DeNAベイスターズの応援タブロイド新聞『BAY☆スタ』に「Vamos!ALA」(「羽ばたけ!翼」と云う意味のスペイン語。翼くんのソロ曲に同じタイトルの曲があります。)のメッセージと共に、1口2,830円を支払うと参加者の名前が掲載される内容です。

こちらは、『White Canvas』HP内に今井翼プロジェクトがアップされたと同時に『実施確定』の文字がありました。

集まった金額ゼロ円でも『実施確定』。

しかし、目標金額800,890円(=2,380円×283)は広告掲載料の最低限の目安金額とあるのです。最低限の目安金額が800,890円なのにゼロ円でも実施?どういうからくり?WHY 何故に?©️E.YAZAWA。私は頭が悪いので、ちょっと意味が理解できません。

目標金額のチケット単価2,830円×283は、283=つばさ、チケット販売上限枚数が1017枚(10月17日、翼くんの誕生日)、語呂合わせですよね?楽しんじゃってますよね?では、これらの数値に意味はないですよね??お金集まらなくても実施確定って書いてますよね?広告費用の計算はどのようになっているのでしょうか??意味わかんなーーーい!!お解りになった方がいらしたら、お教え頂きたく存じます。

まぁ、とにかく、こちらの企画は実施されることが決まっており、修正されることもありません。

他のファンが「『(BAY☆スタを見たら)翼さんが笑顔になってくれるような気がします。』(プロジェクト詳細より。)って、『あなたの中の翼』が笑顔になるだけじゃない!病気療養で活動休止しているんだから、そっとしておこうよ。プライベートの好きなものに踏み込むのはやめようよ。」と、泣こうが喚こうが、問答無用!のおかまいなし!必ず実施されます。

sankei.en-jine.com

②当初は、発案者のファン有志がツイッター上で参加者(お金を出す)を募り、横浜DeNAベイスターズの『70th アニバーサリープロジェクト』の1企画に協賛する企画でした。横浜スタジアムのリボンヴィジョンに今井翼ベイスターズを絡めた団体名(メッセージ?)を出す内容。しかし、他ファンから出た意見により、企画内容を軌道修正の後『今井翼』の名前をリボンヴィジョン他、公の場に出すことは中止になさったそうです。

こちらの発案者兼実行事務局の方々は、ご自分が普段ご使用のツイッターアカウントを明かし、自らが責任を全うなさる覚悟をお持ちの上、ご活動なさっているように見えました。事実、参加しないファンの意見に対しても誠実なご対応をなさっていました。

 

今井翼の現況】

病気療養専念の為、ジャニーズ事務所を退所。現在、芸能活動休止中。本人による退社後への言及は以下のとおり。

(1)「引退ということを決めているわけでもなく、引退するわけでもない。」(スポーツ報知)「引退を決めたわけではない。一人でも僕を必要としている方がいるなら、その思いに応えたい。」(産経スポーツ)、「引退を決めているわけでもない。必要としてくださる方がいる以上は何かしらお応えしたい。」(デイリースポーツ)、「一人でも必要としてくれれば、いつの日か何らかの形で。」(スポニチ)※全て2018年9月13日。

(2)「仕事という背負いを無くした状態で、病気を克服し心身共に健康な状態になることに専念したい。」「この先については、自分の心身が健康な状態になってからしっかり考えたい。」(2018年9月13日ジャニーズweb タッキー&翼からのお知らせ)

(3)「いつかまた何かしらの形で恩返し出来るように頑張ります。」「人生前向きに共に未来を明るく描いていきましょう。」「見果てぬ夢は続きます。」(2018年9月15日ジャニーズweb内 今井翼ブログ『Habitación de Alas』)

(4)「これからはそれぞれの道を歩みますが、皆さんに恩返しできるようしっかりやっていきます。」(2019年元旦 ジャニーズカウコン放送後挨拶。モーニングショー元旦放送)

 下線部傍線のとおり、今井翼は芸能活動を引退していません。しかし、復帰の時期は(1)いつの日か、(3)いつかまた であり全く決まっておらず、そして、何より今井翼は(2)病気を克服し心身共に健康な状態になることに専念したい。のです。

つまり、現時点の今井翼

・療養に専念し、一般人と同様に生活している人。

・芸能人として復帰するか、できるかは未定。(メニエール病の症状と心身の状態に依る)

・過去、芸能活動をしていた人。

これらだけが事実です。ここ大切ですよね。この大前提を忘れずに、どう受け止めるかによって、応援スタンスは変わってくると思います。今回のベイスターズ絡みの応援企画に対する賛否、考え方も。

 

【反対理由】

①この応援をしたら「翼くんが笑顔になってくれるような気がします。」「翼は嬉しいと思う。」「翼くんは喜ぶ。」。

全てがファンの思い込み、願望、妄想だから。「ファンが想像する今井翼の反応」です。

本人の気持ちは本人にしか分かりません。

この応援をしたら「笑顔になる」のは、「嬉しくなる」「喜ぶ」のは、「この応援をしたい」ファンです。「応援をしたい」欲望が満たされるから。エゴが満たされるからです。

また、今回のように一般公開で応援してしまうと、療養中の翼くんが見てなくても伝聞で必ず伝わってしまう。当然、今井翼本人に伝えるのが目的だから、一般公開の応援を発案するのだと思いますが。

FC宛てに出されたファンレターなら受取り拒否出来て、「見る/見ない」の選択権は翼くんにあります。しかし、今回のように一般公開で応援されると、翼くんに「見る/見ない(知る/知らない)」の選択の余地はありません。

今井翼の現況】に戻りましょう。『療養に専念し、一般人として生活している翼くん』に、翼くんが見たいか見たくないか分からないファンのメッセージを押し付けることになります。翼くんが退所した本当の理由は分かりませんが、こういったファンの気持ちからも離れたかった可能性もありますよね。

そして、タレントはファンを否定出来ないし、拒否出来ない。メッセージを貰い、喜ばなければいけないと思わせるのは、なかなかきついです。

 

だが、しかし、それって東京新聞に出した『今井翼さん、お誕生日』メッセージ、『タッキー&翼ありがとう』メッセージも同じですよね?

でも、私は参加しませんでしたが、今回のベイスターズを絡めた企画に感じたような違和感と嫌悪感は持ちませんでした。参加なさりたい方は参加なさったらよいと思っていました。

何故か?

東京新聞のメッセージ欄にメッセージを出す。〇。主旨に合ってる。

『お誕生日おめでとう。』は『お誕生日おめでとう。』でしかなく、メッセージ欄にメッセージを出すことは新聞の編集主旨とも合致しており、パブリックイメージに特段悪い変化はもたらさない。〇。問題ない。

で、ここが今回、『賛同しない』『反対』の人間が盛大にモヤッた点だと思うのですが…。

 

横浜DeNAベイスターズの応援タブロイド新聞『BAY☆スタ』、横浜DeNAベイスターズの『70th アニバーサリープロジェクト』はベイスターズと、ベイスターズファンの為の雑誌、企画であり、『今井翼の応援』の為に存在するものではない。そこに『今井翼の応援』を第一の動機として広告を出すのは、場違い。

ベイスターズベイスターズファンに失礼ではないのか?

横浜大洋ホエールズの時代から、横浜DeNAベイスターズと屋敷要さんを熱烈に愛する翼くんはどのように感じるのでしょうか?

これって、私がDiorが好きだから『J'adore Dior -Aile』(「Dior大好き」の意のフランス語。Diorに同じ名前の香水があります。)とVoce(コスメ・美容情報誌)に広告を出すのと同じです。Diorから速攻「やめてください。うちの企業イメージどうしてんくれんのじゃ!」と内容証明きちゃいますし、Voce読者は「何これ??」ってなります。

しかし、翼くんが「ゲ…。」と思ってもファンに抗議することはできません。ファンだから。してもいいけど、ファンあってご飯食べてきた人だからできないのです。

 

そして、その『今井翼の応援』広告を見たベイスターズファンの方々はどのように思われるのでしょう?

翼くんがベイスターズの大ファンだと、知っている方も知らない方もいます。しかし、『Vamos!ALA』だけで今井翼の応援広告だとお分かりになる方々もいらっしゃるでしょう。(広告が『Vamos!ALA』と参加者氏名だけなのか、『今井翼』の名前も掲載するのかは不明。いずれにしても、『White Canvas』HPに『今井翼』の名前を入れたプロジェクト内容は掲載されています。)

 

「翼、頑張れ!」と思ってくださる方々もいらっしゃるかもしれないし、「今井翼のファンて、こんなところまで出しゃばってくるんだな。いやいや、なんだか凄いな…。」と思われる方々もいらっしゃるかもしれません。

何人かの反応を見て「ほら!ベイファンの方も翼くんを応援してくれている♪」とするのは早計です。声にならない声があることを忘れてはならないと思います。

良くも悪くも、広告を目にした方々の今井翼へのイメージは変化してしまう。

そして、【結論】の(1)に書きましたが、芸能活動休止中で所属先も無い現在、今井翼のパブリックイメージ(価値)に良くも悪くも影響する方法を選択し、実行できるのは今井翼本人だけです。これまで、翼くんが努力して高めてきた価値を変化させていいのは、ファンではない。他の誰でもない。

こちらが、私が今回ベイスターズに絡めた応援企画に対して嫌悪感を抱いてしまった一番の理由です。今井翼の領分をファンが侵害してはならないと思います。これ、別にねー、翼くんじゃなくても、実生活、仕事でも、身近な方のことでもそうだと思うわ。「いやいや、それ決めるのあなたじゃないんで。」ってことある。

 

横浜DeNAベイスターズさま、『BAY☆スタ』編集スタッフご一同さまは、タッキー&翼解散、今井翼退所が発表されて直ぐに翼くんへの応援メッセージをお出しくださっているのです。

今回のベイスターズ絡みの応援企画が、ベイスターズさま自体、もしくは『BAY☆スタ』編集部さま自体による発案、企画だったら参加したと思います。それは、当事者からの翼くんに対するオファーに近いものだと考えるから。

でも、『ファンが』発案して話を持ち込んだとなると、一線超えた感じ…がします。

 

今井翼』の名前を無断で使用し、お金を集める行為だから。

【結論】(3)の理由そのままです。『今井翼』の名前でお金を集められるということが知られ、もし詐欺事件や金銭トラブルを誘発してしまったら、翼くん自身に迷惑がかかります。著名人の名を語った詐欺事件ってありますよね。応援を募るでもビジネスの誘いもそう。

そして、活動中の有名人の名を語ったものなら騙されにくいし、所属事務所など確認する窓口もある。しかし、芸能活動休止中の翼くんの名前を使用されると、確認窓口が本人しかありません。療養に専念し一般人と同様の生活を送っているのだと思われますが、実際何をしているかは不明の為、うっかり『応援したい気持ち』に付け込まれてしまう危険性があります。ファンもそうだけど、一般の方に被害がでるようなことがあったら大変。

そして、被害が出ないにしても、そういった『今井翼』の名前を使用した集金活動、ビジネス、その他の活動に対して、今井翼本人に確認が入るだけでも迷惑になると思います。

 

これらの企画と同様『特定の個人、団体、商品など』と『今井翼』を結び付けた応援企画の派生を誘発し、乱立させてしまう危険性があるから。

 【結論】(1)パブリックイメージの話です。確かに翼くんは、ベイスターズと野球が大好きですが、それらと結び付けてプロモーション(になっちゃうでしょ?結局。芸能活動の展望を持っている人の名前を使用するって。)されることにより、特定のイメージが発生します。

翼くんの好きなもの、スペイン、スペイン文化、フラメンコ、サッカー、今井さんのおうどんetc…、こういったものに関連性を持たせた、ファンによる応援企画が続いていったら、もう目も当てられない…。パブリックイメージのコントロール権は今井翼の領分です。

 

と、ここまでは今回の両企画に対する反対理由です。

しかし、2つ目の横浜DeNAベイスターズ『70thアニバーサリープロジェクト』に関連した応援企画は、現在、既に②~④の反対理由に合致しない形へ内容修正がなされており、こういった懸念点に該当しません。別に参加しない人の意見って「参加しねーなら、黙ってろ!」って無視することも出来るけれど、他のファンの意見に配慮してくださった事務局の方々は思いやり深く、フェアで、とてもご誠実だと思います。

 

では、産経新聞社さんのクラウドファンディング『White Canvas』を利用した応援企画に対する反対理由。

 

今井翼』の名前を無断で使用し、間接的にではあっても、特定団体に利益を享受させる行為だから。

まず、初めに申し上げたいのは、今回の『White Canvasクラウドファンディングを利用した応援企画は、法律的な問題(パブリシティ権とか顧客吸引力とかその辺のお話。)はクリアされているのだと考えられること。そうでなければ、産経新聞社さんは発案を受理しませんよね。きっと。

しかし、【企画説明】に書いたように、こちらの企画はお金が集まっていない時点で『実施確定』していました。集まる金額がゼロ円でも実施。HP上のプロジェクト概要、プロジェクト詳細に明記されている数字は、238だから「つばさ」、翼くんの誕生日と遊びの語呂合わせに過ぎません。つまり、あちらに書かれている数字に意味はなく、集まったお金の収支内訳は全く不明です。

で、まー、クラウドファンディングってそんなものなのかと思っているのでそれは別にいいのですが、一般的にはクラウドファンディングの運営側に手数料が発生すると思われます。または、部門間の調整やら、部門内での調整やらで「ゼロ円で広告掲載しますよ。」で無料で広告掲載するのであれば、営利団体が行うなら企業PRに当たると私は考えます。

結果的に、手数料収入 or 企業PRはどちらにしても産業経済新聞社さまの利益になります。法律的にってことではないですよ?私なら、そう受け取るという意味です。

 

そして、翼くんは芸能活動をしていた人。芸能人、著名人はその名前自体に力があり、仕事をしています。で、やっぱり、今井翼』の名前を使用し、本人以外の特定団体、個人に利益を享受させるかどうかは今井翼が決めること、今井翼の領分に属すると思います。ファンの領分ではない。ファンは今井翼のマネジャーでもないし、所属先のスタッフでもない。

 

【反対理由】②のパブリックイメージの件とこちらの【反対理由】⑤が、この企画を私が『アウト』だと見なした最も大きな理由です。「や、それは駄目でしょ…。」と、モヤモヤ長々考えてしまったのは権利関係に疎いからですね。考えないと、何にこんなにも拒絶反応を示しているのかがわからなかった。←社会人としてどうなのか。勉強して。

法律的にクリアしていても、道義的にファンがそれらの領分を侵害する、もしくは抵触するってどうなのー??

翼くんの気持ち(これは本人にしかわからない。)、ファンの気持ち云々よりも、ほんと盛大に引っ掛かりを覚えていたのはこちらでした。Aile, 堅い小市民家庭の子なので、こういうの気になるのです…。

 

発案者の実体が不明。プロジェクト運営側である産経新聞社さまは、自称ファンが純然たるファン(応援以外の意図を持たない)であるか確認する術がない。

これはやはり、年末の同じく『White Canvas』を利用した『滝沢秀明さん、ありがとう』プロジェクトを鑑みると、疑問に思ってしまいます。

だって、あの時、コアなタッキーのファンの方々は『滝沢秀明さんのプレイングマネジャーを希望します。』の署名を集め、嘆願書を提出していたのです。まだまだ、「今までありがとう。」と踏ん切りをつけて言えるご心境にあるような方はお見かけしなかった。そして、その署名運動は滝担の方々の間では企画、発案者、実行事務局が信頼できるものであったのだと思われます。

でも、『滝沢秀明さん、ありがとう』プロジェクトは、発案者が本当にファンのものか不明で熱心なタッキーファンであっても参加なさらない方々も多かったご様子なのです。

じゃ、ライトなファンの方が発案?ライトなファンの方がそこまでする?で、プロジェクトが始動してしまえば、『タッキー引退』が華々しく報道される中で、ジャニーズの他グループのファンの方や、過去ファンだった方々などがどんどこ参加しますよね。お金もどんどこ集まります。

 

そして、『滝沢秀明さん、ありがとう』プロジェクトのメッセージが産経新聞に全面広告で掲載されました。見開き隣の全面広告は、タッキー主演『孤高のメス』(放送wow wow)です。

集まった金額は約400万、産経新聞社さまHPによると、全面広告正規掲載料は約1300万円(全国版)、大阪/東京(地方版)で約800万円。差額はどうなったのでしょう?

思わず、こちらのプロジェクトは「ジャニーズ事務所やwow wowさん等のプロモーション?写真に写っていた女性たちは事務所やwow wowさんの指示を受けた人なのでは…?」と、感じちゃったのです。集まったお金の収支内訳が発表されないものだから、余計、不思議に感じてしまいます。

 

発案者の実体と意図が分からないと、参加できません。参加は、発案者の意図とその後発生する影響、現象全てに加担することになるから。私の場合、発案者が誰かによって、参加する・しないが決まります。

たとえば、発案者が今井翼の関係者の場合。

今井翼の意向を知る関係者、又は水面下で所属していたりする事務所の方が「翼、プロ野球開幕に合わせて復帰するから。それに花を添えるプロモーション。」と云うことなら、盛り上げたいし参加したい。でも、発案者が正体不明なので参加する判断ができません。

 

企画実施後に発生する今井翼への影響、万が一起きるかもしれないトラブルに対して、責任を負う人がいない。責任の所在が宙ぶらりん。

翼くんが2019年9月15日に『Habitación de Alas』の更新をもってファンの前から消え去った後、ファンによる応援企画が立ち上がったのは4個目です。

でも、この『White Canvas』を利用した企画以外は、全て発案者、実行事務局がご自分達が通常使用しているファンアカウントの有無を明かすか、アカウント自体を明かす、身元を明かすなど、ご自分方の身元を参加者の信頼に足るくらいには示した上、ご自分方の責任の下、企画運営なさっていると私は感じておりました。実際、他のファンから意見、懸念点などが出れば、中止も含めて軌道修正し、ご対応なさっていたと思います。フィルムコンサート(これはお楽しみ企画だけど)などもね。

 

しかし、こちらは発案責任と実行責任が切り離されている。

発案者は発案して終了(広告の紙面デザインの話し合いには参加するのかな。)、実行側である産経新聞社さまはスキームを提供し、集まったお金を元に『BAY☆スタ』編集部さまと紙面調整のやり取りをするだけが役割だと予想されます。

こちらの記事に挙げた懸念点、また他の方々がお持ちの懸念点は、話し合いの議題に上られたのでしょうか?多分、実行ありきの話し合いだから、「法律的にクリアできていればGo!」だったのではないかと思います。 

 

今井翼のパブリックイメージの変化、今井翼自身の気持ちなど目に見えないところへの影響、今後起こるかもしれない事象へのリスク(↑上記の詐欺事件や金銭トラブルを誘発する可能性等。)     についても、他企画の発案・実行事務局の方々は考慮してご活動なさっていました。ファンだしね。

しかし、それらについて、こちらの企画の場合は誰も責任を負う必要がないのです。

発案者は広告が掲載された雑誌を購入して終了、実行側は紙面に広告を掲載したら終了です。

当事者が当事者として、身元を明かして実行しないとはそういうことです。

 

ライトな善意を利用して、自分がしたい形の応援(エゴ)を遂行する行為であり、その後発生する事象への責任と批判されるリスクは分散する行為だから。

クラウドファンディングに出されてしまったことにより、善意の参加者が生まれます。

今井翼は病気でお休みに入った。(もしくは、引退だと思われてるかも。)」ことくらいをご存知で、翼くんに好意を抱いてくださっている方々。2,830円なら秒でポチッとな!購入するかもしれません。他のジャニーズグループのファンやベイスターズファンの方もいらっしゃるかもしれませんね。

私は、応援は自分のお小遣いで出来る範囲でするのがよいと思うのです。

自分がしたい形の応援を遂行するが為に、他人のお金を当てにするのはどうなのでしょうか…。

仮に、これが個人で80万なのか100万なのかの掲載料金を支払い、『Vamos!ALA ーAile』と広告を出すのならどうでしょう?「あー、あの頭おかしい人ね。やりそう。」と批判されるのも、翼くんが喜ばなかった場合「馬鹿ファン!やめて欲しいわ。」と思われるのもAile1人で済みます。個人の責任です。その広告が何か良からぬ影響を与えたり、良からぬトラブルを誘発することがあれば、批判は個人にいきます。

しかし、善意の企画参加者数が増えれば増えるほど、発案者が批判されるリスクは減ります。

そして、翼くんが嫌だなと思った場合でも何も言えなくなります。個人や数人なら個別に苦情を申し立てることも可能でしょうが、人数が増えてしまうと、嫌でも黙るしかなくなる。翼くんにとって数人のファンは失っても気にしないものだと思いますが、ある程度の人数になりファンの塊となると「ファンの意志」ってなっちゃうから言えない。

発案者は完全匿名なので、この企画に対する意見や批判が出ても直接、対応する必要がありません。そして、参加者の人数が増えれば増えるほど、批判される心理的負担も減ります。

 

なんだか、他企画の発案・実行事務局の方々が身元をある程度明かすリスクを持ち、寄せられる意見に誠実にご対応なさり、ご活動なさっていたのに比べると、こういった『一般公開して不特定多数からお金を集める企画』の発案者が身元を全く明かさない完全匿名で安全圏にいて、意見や批判を受けるリスクから逃げ、その他の点においても何ら責任を負わないのは、ズル賢く感じてしまいますね。←産経新聞社さまは、実行を担当するだけですし。

不信感を持ちます。個人やお仲間同士でなさるのでしたら、個人やお仲間の責任ですから、お好きにどうぞ!ですが。

忍法隠れ蓑の術!口封じの術!です。

 

『集まった金額』の進捗がHPで一般公開され、晒し続けられる。プロジェクト終了後も『集まった金額』は『今井翼』の名前と共にHP上に残り続ける。

クラウドファンディングだから仕方ないのですけどね。

1. もしも、翼くんが見たらどう思うでしょう?自分の名前を無断で使用された企画に対する支持(評価)の進捗が、勝手に晒され続けていることを。何も思わないのか、楽しんで見るのか、気が重くなるのか。

2.このブログに記してきたファン界隈の状況、賛同者が少ない理由を知らない不特定多数が目にすることにより、「人気ないのかな。」と思われる可能性がある。あまり、今井翼を知らない層にも不要なパブリックイメージの変化を起こさせる。

というか、もう手遅れです。

HPに『今井翼』の名前と『集まった金額』は1週間以上、表示され続けています。それを見て、今井翼に対するイメージが変化した方々もいることでしょう。あーあーあーあー。

今井翼のスタッフでもない人間が今井翼のパブリックイメージの変化を仕掛けていいわけがありません。その変化が良いものか、悪いものかに関わらず。

3.参加(購入)を煽る心理効果がある。

「少ないから参加しておかないと。」でも「こんなに集まっているから、良いことなんだ。」でも、正常な判断力を失わせる可能性があります。翼くんがお仕事をご一緒なさった方が「これでは翼が可哀想。」とか思われて、ポチ!もあるかも。いずれにしても、そう云う心理効果がある仕組みです。

 

『White Canvas』のプロジェクト一覧を見るとお分かりになると思うのですが、タッキーと翼くんの応援プロジェクトだけ異質なのです。他は「こんなお財布作ります。欲しい方はご参加お願いします!」って感じで物作り企画であったり、至極問題なく普通です。

個人的には、クラウドファンディングはこういったタレントの応援企画と相性が悪いのかな?と考えます。それとも、広告を出す企画と相性が悪いのかな?

人の気持ちや人の価値を数値化する行為が私は好きではありません。そんなのは、仕事の評価だけで充分です。 

プロジェクト終了後も、『集まった金額』の数字と棒グラフが『今井翼』の名前と共にHP上に残り続けると思うと、本当に、本当に憂鬱です…。

 

 

こんな風に考えさせられること、言葉に残さなければならなかったこと、賛否が起こったことさえ嫌だから。

『賛同しない』『反対』の方々がスルーしている理由がこちらではないでしょうか。

もしも、この企画自体、そしてファンの間で賛否両論が巻き起こったこと自体、今井翼が目にしたらどのように思うのでしょうか?本人にしか分かりません。

しかし、「嬉しい」「そっとしておいてほしい。」「ふーん。そうなんだ。」でも何でも、翼くんに何らかの感情を引き起こしてしまう行動さえ慎みたいファン、『療養に専念したい』(上記【今井翼の現況】参照。)意向を持つ彼の気持ちをざわつかせたくないファンは多いのではないでしょうか。

そして、これらが不特定多数の方々に見られ、その方々に何らかの感情を引き起こすことも嫌うのではないでしょうか。

 

でも、私はここに、こういった類の企画に反対する理由を書き残しました。

何故か?

これからも暫く続くであろう今井翼の芸能活動休止中、今後もファンによる応援企画は立ち上がると思います。

やはり、その時に「こういう企画には、こういう心配事(懸念点)がある。」「だから、賛同しない人、反対する人がいる」と、誰かに目にしてもらいたかったからだと思います。同じファンでも、ファンでない人でも。  

ツイッターは性質上、意見とその理由を明確に説明することに適しません。そこで、出来る限り誤解のないよう、余すことないよう私の意見と理由を記しました。 

 

10個の理由を記しましたが、1つ、2つ賛否の理由を考えた時点で『賛同する』『賛同しない』『反対』を決められた方もいらっしゃるでしょう。

私がここまで時間を使い、抜け漏れがないと思えるまで考えてしまったのは、やはり『翼くん、大好き❤』だからです。

←ヒマ人だからと云うのもある。あと、やはり頭が悪いので、本質的に何が私にとってのアウトで嫌なのか?にたどり着くまで時間がかかったのです…。

 

 

 

 

はー、疲れた!

もしも、最後までお読みくださった方がいらっしゃいましたら、どうもありがとうございます❤️

お疲れになりましたでしょ?お星さまに向かって、あなたに明日、ちょっと良いことあるように願ってから眠りますね⭐️

Aileは、翼500円貯金(翼くんが復帰した時用資金)でも始めて、翼くんが応援して欲しい時に応援できるよう、のんびり待ちたいと思います❤️

 

それでは、冬季限定Melty Kissも品薄な如月、以上、Aileがお届け致しました。