Maison d'Ailes

今井翼にハマりそうな、拗らせそうな。一般目線とヲタ目線を行ったり来たり。ファン未満の葛藤。

今井翼主演「音楽劇マリウス」公演中の今井翼レプリカと今井翼と私

⭐️今井翼今井翼、連呼してすみません。言いたいだけです。完結しないマリウスの備忘録は下書きに幾つか保存されています。ちょっと書き足したり、雑感にしようかな?これは25日soiréeの後に書いていたような。

 

皆さん、私もう駄目です。

今日は後半、舞台を観ていませんでした。マリウスだけ、今井翼だけ見ていました(泣)。

 

3回、頑張っても5回見れば理解し、舞台の総括は出来るものだと思います。

初めは、意外なほど、翼くん、個々の役者さん方の演技、台本、演出を切り離して観ていました。

ジキルとハイドで生きることに慣れているからか、きっちりお値段分拝見させてもらいまっせ!と商売人よろしく俯瞰して分析する自分と、役が降りてきた演者の皆さまに素直に感動する自分を両立できていました。

 

翼くん関係なく、舞台全体の感想としては3回観たあたりで、「初見でのアウトライン把握」→「台本、構成、演出」→「主題」→「監督の思惑」→「役者陣のバランス」→「ミュージカルではない音楽劇の効用」→「エンターテイメント、商業演劇とは?」→「顧客カテゴライズと集客力」→「松竹、ジャニーズ、日生の連携」→「台本、演出、宣伝活動の改善点」までフワッときたので一旦蹴りがつきました。←どサラリーマン。しかし、この後、千秋楽前日に主題に関連する新しい発見がありました。だから、舞台は面白いのでしょうね。

その後は、各々の役者さん方の力量、変わってゆく演技を楽しみ、舞台として観ていました。

 

でも、今日は翼くんだけです。

誰が動いて台詞を言っていても翼くんしか観ていませんでした(泣)。

父ちゃんとファニーが何かやってても、セリが上がって暗闇に帽子を目深に被って佇むマリウスしか観ていません。顔の表情は全然見えなくても佇む姿だけでも見つめていたかったの。

わー!他の演者の皆様、ごめんなさい…。(10日ぶり2度目の「翼くんだけ観る日」。)

 

お隣がとっても可愛らしい女の子でシメちゃんファンだったの。

マナー良く舞台全体を観てらして。しめちゃんが出てくると小さな動作も見逃さないよう、一生懸命シメちゃんを観ていて…。涙を流してらして。

その可愛いらしい様子を見ていたら、彼女の純粋にシメちゃんを想う気持ちが私のパンドラの箱を開けました。

 

実物の翼くんを観たのは、この「音楽劇マリウス」が初めて。今井翼妄想レプリカと実物の融合を経てどうなるのだろう?と自分で自分を面白がっていました。飽きるのか、ますます燃え上がるのか?

 

私が拗らせリア恋❤️ときゃっきゃ❤️しているのは、今井翼の妄想レプリカです。真実パーツに私好みの妄想パーツを足して作った虚像です。

 

そして、マリウスを見ていて翼くんを愛しいと思いました。それは、マリウス越しに見た今井翼だったからです。

 

でも、信じていた以上に素晴らしい舞台を見せてくれた実在の今井翼も、別人としてまた好きになりました。ん?好きになりそう?なるかも?なるのかな?

でも、芸は大好きよ❤️芸能人として好きってこと?あら(ALA)←すみません…、私、太陽(良いファン)になったのかしら?

 

翼くんしか見ていなかったとは言っても、心は翼くん⇆翼レプリカ⇄マリウスを(多分)行ったり来たり。その日、その瞬間によっても想いの先にいる人は違っていたのだと思います。即ち、私も妄想同棲彼女、妄想役者の妻⇆妄想スタッフ⇄ファン(太陽)⇄ファン(肥やし)⇆翼くんのファンではない一般の人を行ったり来たりしておりました。観客なのか身内なのか分かりません。でも、味方であったこと、切実に応援していたのは確か。

 

皆さん、アイドルを好きになるとは、なんと複雑で難儀なことなのでしょう?そして、アイドル産業って不思議で、罪深く夢に溢れたものなのね⭐️

 

実在の今井翼は、本当に全然知らない人だった。←それはそうよ!「翼くん、はじめまして⭐️」の人であった。

カテコの時、舞台端で柄本さんと語り合う彼は先程までの激しいマリウスとは違って、サラッとしていました。ごくごく普通の態度でした。私もまた「今井翼(フルネーム呼び捨ては芸能人ぽい。)顔小さいなー。スタイルいいなー。」とサラッと見ていました。ゆるふわ乙女、ポンコツの兆しは全くなかった。野球やNゲージに夢中の子供のような彼は微塵もいませんでした。お仕事中。

 

そうです。私がこの度、拝見した今井翼は働く男、「お仕事中の彼❤️」です。

役者としてマリウスを演じる翼くん、座長として凛々しく観客に応える翼くん。舞台上の彼は大きく見えて、とっても素敵だったわ!

 

 

しかし、翼くんのファンのようなものになって約4ヶ月、「アイドル」稼業の仕組みもぼんやりと分かってきて、「こういう世界で彼はずっと生きてるんだ。」とある種の感慨があったことは否めません。「何だか大変だなぁ。」と思ったよね。

 

翼くんはまごう事なき大人で、役者を新たな道にしていきたいと考えている人。

元々、役者さんとしてデビューしていたのなら、ファンの反応等に捉われる必要も殆どなかったでしょう。役を演じること、良い作品を作ることだけに集中できていたのではないでしょうか?ファンもまた、演技に対価を支払っていると言えます。

 

でも、彼はアイドルとしてデビューしている。

アイドルは、(キャラクター+芸)が商品で、ファンは自分なりの理想像(今井翼レプリカ)を持ち、アイドルを「好きになれる気持ち」、「夢中になれる気持ち」に対価を支払っているように思います。感動や興奮、熱狂、愛着など、何でもよいのだけど「胸の高鳴り」に。

 

翼くんは演技することの他に、自分のことを「好きにさせて」、「夢中にさせて」、ファンの「胸を高鳴らせる」ことにも神経と時間を使う。人気商売と言うけれど、人の気持ちを相手にする仕事の素晴らしさと恐さを思わずにはいられませんでした。


翼くんには当たり前のことになっていて、割り切れてもいるのでしょうけど、人の気持ちを相手にする仕事は自分を少なからず消耗させる。「それを翼くんは仕事にしているのだわ…。」と妄想付き合い始めの彼女←NEW!の胸はきゅんとしました。

 

翼くんのファンや安藤さんは素敵な方が多くて、翼くんとは直接交流がなくてもある種の信頼関係があるように感じます。

でも、自分のレプリカと実在の今井翼が乖離してきたら、離れていかれる方もいらっしゃることでしょう。私なら、人の気持ちの儚さにどうしても一抹の寂しさと切なさを感じてしまいます。

 

故に、ファンサービスを見る度にお客様の反応をチェックしては、「あなた!今日の投げキッスは良かったわ!満面の笑みで喜んでらしてよ❤️」、「ヒューって言ってたわ❤️」、「あなたの目線で照れてらしたわ❤️これで3年はいけるわ。」と妄想糟糠の妻を炸裂させておりました。←やや「家政婦は見た」っぽい。

シャツの肌蹴ぶりや寝癖、朝帰りマリウスの帰り方にも、個人的にはさほど興味がありませんでした。彼の本筋の演技に夢中。

私にとって、翼くんは「格好良い」人で、無作為の可愛らしさや無邪気さも彼の人柄なので勿論、好きです。

でも、正直、作為的な可愛らしさやセクシーの演出はファンサービス、分かりやすい楽しさの提供だと思っていて、妄想付き合い始めの彼女←このキャラ定着するかしら?は、それを求められることに微かな切なさを覚えていました。


でも、長丁場、2時間30分のお芝居だから観客の緊張が緩和されるポイントもないとね。それも翼くんのお仕事!一緒に楽しまないと!←やっぱり、実在の翼くんももう好きなのでは…、「日替わりのお楽しみ」をお客様が今日、どれくらい喜んでくださっていたかは現場とTwitterでチェック!

翼くんのこと、ずっと好きでいてくれますように⭐️

 

プラス、これは興行の世界。お客様(ファン)は大切だけれど、売上でもあって…。やはり客単価を上げるか、客数を上げるかという話。そのあたりはシビアに考えているのだろうなと云う気もしました。大切なお客様であっても、商売で利益を上げるにはけして欠かせない感覚です。

 

ここで私はファン(肥やし)として「惚れた男が全力で頑張ってるのだから、こちらも全力で応援しなきゃ女がすたるわ!!!」と頭の留め金(元々緩いので、ネジじゃないっぽい。)がパッキャーンと外れました。はい、今後、壺売りとかホストに嵌らないように十二分に気をつけたいと思います…。1度、途中で帰ろうかなと思ったくらい本当に具合が悪くなってしまったので、これ以上増やすのはさすがにアホだと控えましたが。←充分アホです。ゴリッゴリのジャニヲタです。

 

かように実在の働く翼くんに対しては、演技の素晴らしさを称え、お仕事の大変さを労いたい気持ちが大きかったように思います。沢山、拍手しましたよ⭐️

唯一、15日matinéeでスタンディングオベーション出来なかったことは切腹してお詫び申しあげたいくらいです(泣)。←他にも同じ体験なさった方いらっしゃいました。舞台の余韻に飲み込まれたのかな?凄く良い回だったのよ!

 

 

今井翼は知らない人で、お仕事頑張ってる格好良い人だったと。

 

なら、ならね。

今井翼が薬指に指輪してても何も問題はないのでは?お仕事ぶりに尊敬の念を覚えたとは言え、知らない人だったのでしょ?貴女も『お芝居だけでも大変なのに、アイドルって大変!』が感想なのでしょう?」←久々に白昼夢の相棒が!

 

それは、ぜーったい嫌!

指輪も広島もいちご大福おっぱいも断固として拒否させて頂く!

(美織ちゃんが「10個も年下なのに翼くんを翼くんと呼んだの!」話をじゃない方の彼にして「その話、2回目だよ。」とイラっとされました。お忙しい期初にいやはや申し訳ない。)

小山くんみたいなことになったら(暴露合戦)、憔悴して寝込むと思います。毎夜、泣き濡れて眠るわ。で、腫れて土偶みたいな目になって「もう生身の人間なんて好きにならない!」ってなって、土偶発掘隊(そんなものはない。)に加わるようになって奈良とかで地面掘って、掘ってるうちに違う物も掘ってみる?ってなって、気づけばエジプトで第2の船掘ってて「あー‼︎‼︎翼くんにまた辿り着いてしまったー(号泣)‼︎」ってなるのよ!私、一体何才になってるのよ!どんな老後よ!←人生は冒険❤️って感じで素敵な老後だと思います。

 

ちょっと、ここで今井翼レプリカが混じってくるのか、やはり実在の今井翼にも恋しちゃったのは分かりかねますが、嫌❤️嫌です❤️

実像と虚像の重なり具合はまだまだ把握できません。いつか1つに重なるといいなと思うのだけど。そうしたら、きっと私も太陽(良いファン)に。

 

 

Aile初めてのジャニ活を終えて、また新たなる悩みが…。


 やっぱり、あまり観に行き過ぎるのもお手紙書き過ぎるのも、タレントにしたら気持ち悪いのでは?と云う懸念が…。常軌を逸した感じすると思わない?大丈夫?大丈夫じゃなくない?お金使って気味悪がられてたら、こんな居た堪れないことないわよね…。どれくらいが適正回数なの?

 

ここでも新たなる感情変化が。

こんな好き勝手なブログを書いているくらいですから、「翼くんに嫌われたくない。」という感情を不思議に思っていたのです。いやいや、嫌われるも何も好悪の感情を持たれる土俵にいないでしょうと。

でも、ファンレターを出したら確かに何らかの感情を引き起こす可能性はゼロではない。「嬉しいな。」なのか「嫌だな。」なのか。ああ、こういうことなのかと腑に落ちました。

その前にマネジャーに気味悪がられてそうな気もするけど。(皆さんがマネジャーだったら、いかがなさいます?私だったら、ファンレター全部読んで要望と感想、似たような内容カウントして数値化したもの、役に立ちそうな部分をピックアップして翼くんに見せる。)

 

お手紙ね、幕間に書いてたからかなり書きました。短い内容のカードだけど。長い感想の便箋お手紙も2通書きました。

途中で「何か意味あるのかな?これ。」とその意義を見失いそうになりましたが(べらぼうに役に立たなそうだったから。)、挫けず勢いで書き続けました。

 

そして、マリウス閉幕から1週間経った今日、千秋楽の感想をto baseに送れてもいません。←首がおかしくてグッタリしていたのもありますが。

リズムが途切れたら、書けなくなりました。

でも、自己満足だけど、最後までマリウスを見続けて感じた千秋楽の感想とこれからのご活躍を祈って、翼くんへのファンレターは終わりにしたいと思います。

 

また、アンケートとリクエストしか書けない人に戻る。

 

追伸

実在の翼くんを観て、何となくレプリカ遊びが捗らなくなるような気がしています。だって、見知った人を妄想レプリカにしたら失礼だもの。←見知らぬ人でも失礼なのよ…。これから、私はどうなるのでしょう?襟を正して翼くんに向かうの(O_O)?