Maison d'Ailes

今井翼にハマりそうな、拗らせそうな。一般目線とヲタ目線を行ったり来たり。ファン未満の葛藤。

【追追記あり】堂本剛さん『どんなもんヤ!』感想 2018年11月5日(火)

一昨日のエントリーの追記、モヤりながら書いていたので、自分の中で整理しつつ補足しました。元エントリーも同じ文章になってます。

剛さんのラジオを聴いて抱いた感想ってだけ。

翼くんやタッキーが剛さんのお話にあったようなことを言ったのではないし、別に嫌な気持ちになったりはしていません。剛さんに2人のお話をして頂けて嬉しいし、Aileはこう思うなーってだけ。

剛さんが2人、もしくはどちらかと話した上での発言なら、2人の代弁をした可能性はある。その可能性を考えちゃうと、お辛くなっちゃうファンもいるかも。

でも、実際に2人が言ったことではないし、なんともってところ。

 

⭐️⭐️⭐️

9月くらいに書いた『海の彼方へ』と云うエントリーには補足したい部分があって、私は違和感というか嫌悪感のようなものをジャニーズのタレント(アイドル)業にほんのり持っていたのです。やはり、ダイレクトに人の気持ちを利用する商売だから。

タレント側に「いやいや、売ってんのは『芸』だから!心は売らないわ!」とか古の花魁のようなことを仰られましても、現実問題としてファン側はジャニーズタレントに『物語』(理想、妄想、願望、自己投影など)を見ていることが殆どではないでしょうか?ないでしょうか?って、様々なファンを見てきて、実際そのように思います。←そういうファンは得てして熱量が高く、声も大きいから目立つだけかも。逆にパフォーマンスの好き❤️比重が高い方は、掛け持ちだったり、他の舞台やショーもご覧になるから、そこまで1ユニット、1個人に思い入れが強くない感じ。

で、身近な人以外の他人に過剰な思い入れを持つのって、やっぱり、不健全と云うかタレントを何かの代替装置とする心理なのかな?という風に見えていたのです。日常のストレスの発散やカタルシスの昇華であったり、実在の人物だけど、その実、全く知らない人を思い通りに想像して心の拠り所にするとか。

ちょっと、人の弱い気持ちにつけ込む側面のある稼業だと云う印象を受けていたのです。違法じゃないし、お互い納得出来ているなら問題ないとは言っても、世には「ちょっと、それはどうなの?」って事ありません?例えば、独居老人に相場よりもっすごい高額の布団を売るお仕事とか。

相手あってのと申しますか、ファンなくしては成り立たないジャニーズタレント(アイドル)のお仕事ですから、事務所側が「はいはい。『物語』に値段つけて売ってるわけじゃないんで。ご苦労さん!バイバイ!」って考えなのは「それはそうですよねー。」なのですが、タレント側からファン側が承服出来ない事柄に対して「尊重してくれ。」みたいに直接言われるのは違う気がする。

事務所、タレント側からの決定事項は、けして覆らない。そんなの皆んな分かってますよね。ファンは、向き合い方はどうあれ、その現実を受け入れるしかありません。結局は、何でも事務所側、タレント側の思いどおりになる。

だからこそ、演者がネタばらししないで欲しいというか、「勝手に応援してただけでしょ?俺の人生にお前ら関係ないわ。」の本音を出す、それやったら終わりじゃない?というか。最後まで綺麗に演じきって(夢見させて)欲しいわけです。

それやられちゃったら、「覚悟もファンに対する仁義も無かったんだな。」って、応援してきた偽りの日々に虚しくなっちゃいそう。ひとまず、アイドルとしての美学はないんだなと。

ジャニーズに限らず、日本のアイドルはそういうものかもしれませんが、2018年の現在でも『神聖性』を求められる部分はあると思います。

だって、『偶像=理想化できる対象』だから、夢中になれて崇拝できるのでしょ?一般人と同じく、何の制約も受けない存在で、全てをオープンにしてしまったら、神聖性も神秘性も無いからそこまで理想化できないもの。で、一般人と同じ存在なら高いギャラが発生するわけないでしょ?←そうされても「今までありがと!○○くんと過ごせた日々は私のタカラモノだよ(•ᵕᴗᵕ•)❤️」と、本心で仰る方も、表向き仰る方もいらっしゃると思いますが、それはそれぞれが持つジャニーズタレントに対する理想像やタレントに対する期待度の差です。

 

ファンだって1人の人間です。

人の子です。

タレント側から見たら、何十万分の一の取るに足らない小さな点かもしれませんが、1人1人、心も感情もそれぞれの事情もあります。

 

『一分の虫にも五分の魂』と申しますか、ファンはタレントの信者や下僕ではないので(信者な人もいる。)、ファン同士がギャーギャーやってるのは同等の立場同士だから存分にどうぞって感じだけれど、タレントとファンとの関係性において、圧倒的強者、優位にあるタレント側に「タレントの意志を尊重しろ。(好きなようにさせろ。)」と云う本音を「それは本当に愛なのか?」と云った、ちょっと、これまたファンの惚れた弱みにつけ込むような、脅しのようなレトリックで語られるのは、違うかなと思いました。

 

ファンが悲しいのなら、悲しむだけでも悲しませてあげて欲しいなって思います。どんな考えのどんな人でも、ファンはファンだったのだし。

気持ちは好きにさせてあげて欲しい。

疑惑が湧くほどにあまりにも急な『解散、引退、退所』劇で、滝翼2人とのお別れの場も、2人からのお手紙もお写真もなく、ファンは雑に放り出された状態。翼くん、いつ辞めたのかも分からないし。ファンにとっては、この上ない最低最悪の終わり方。←このあたりの事情を剛さんは多分、ご存知ないのだと思うけれど。

滝担ではなく、ユニに強い思い入れがないAileでも、酷い終わらせ方のバッドエンドだなと思います。熱心だったファンほど、気持ちを昇華させるのに時間がかかるのは当たり前です。

 

タレント側の原理を話されたのだと思うけれど、そこにはファンの立場に立った目線はありませんでした。

剛さんのお話したことが只の個人の感想なら、「剛さんくらい10代から物凄い人気で、崇拝系のファンも物凄く多くて何十年もジャニーズやってたら、こう云う考えになるのかなー。何をしても一定人数のファンは常に付いてきてくれるから、ファンの気持ちを慮るとかはないんだなー。←てゆか、大人気のジャニーズってこんな感じなの?嵐とかも?だって、桐ちゃんとかJr.の子達とかめっちゃファンを気遣って向き合ってますよね?」、滝翼の2人、もしくはどちらかの代弁なら「シュレッダー部…(O_O)」です(笑)。

 

芸能人と庶民は時間の価値も金銭の価値も違う。長きに渡り、色々とお仕事や家庭の都合をつけて、労力と時間、お金をかけて目一杯頑張って応援してきたファンの方々も大勢いらっしゃる。

タッキーや翼くんが聞いたら嫌だろうけど、滝翼はKinKi Kidsみたいに物凄い人気があったわけではないから、自分が観たいのもそうだけど「席を埋めてタレントの喜ぶ顔が見たい。」と云う気持ちで日本全国回られたファンの方々もいらっしゃると思うの。

そういった想い、労力、時間、金銭をかけたものから報われなかったことで受けるダメージの大きさも、芸能人と庶民とでは全然違うのだから、ね。

 

滝翼界隈のファンの気持ち、様々ではあるけれど、あるがまま、為すがままにさせてあげて欲しいなと思いました。

 

KinKi Kidsは TVで観たことある程度だったので、なんだか「剛さんてこういう方なんだー。へー。」って感想です。

 

おしまい⭐️

 

 

追伸

三宅健の偉大さ⭐️

ファンを思いやってくれたジャニーズは健くんと東山さんだけ。

健滝なさってたから、ある程度、滝翼直近の状態、滝翼界隈ファンの心もようをご存知だったでしょうしね。