Maison d'Ailes

今井翼にハマりそうな、拗らせそうな。一般目線とヲタ目線を行ったり来たり。ファン未満の葛藤。

今井翼 全国からデアゴスティーニ第13弾!

※美術館に行った枕噺が延々続きますので、ご興味のない方は⭐️⭐️⭐️⭐️までスクロールエンスクロール!松方コレクションを観に行かれた方、美術がお好きな方はあの感動を一緒に振り返りましょうね❤️

 

 

じゃん⭐️

タッキーがジャニーズ事務所副社長就任、ほう。城島リーダー(TOKIO)が24才年下元グラビアアイドル(母は茂子より年下43才。)とおめでた婚、ほほう!と、ジャニーズがHOTな話題連発の今日この頃、皆さま、いかがお過ごしですか?涼しくなりましたね⭐️

 

最近のAileと言えば、『この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ!』(ダンテ『神曲』)でお馴染み『地獄の門』(ロダン)がある国立西洋美術館にて松方コレクションを堪能してまいりました。

涼しくなったら観に行きましょーとずっと待っていたのですが、会期最終日の気温30度…。なーにーそーれー?9月下旬なのに!今年は夏が終わらない新たな世界線が形成されてしまったに違いない。仕方ないので、ノースリーブでまたまた最終日に滑り込み⭐️

 

Aile, 松方コレクションって原三渓コレクション(横浜美術館で9月1日まで開催。こちらは暑くて断念。観たかったな。)のように昔のお金持ちの趣味コレクションかな?と思っていたの。

違いました。

松方幸治郎氏(元川崎造船所社長。父は内閣総理大臣松方正義、イェール大学とソルボンヌ大学ご卒業の当時の超上流階級スーパーエリート。)が「日本にアジア初の大美術館を。名前は共楽美術館⭐️」と云う計画の下に収集した一大コレクションだったの!現在に換算すると、約300億円の資金で美術館開館の準備を始められたそうです。麻布 仙台坂に用地も買ってあったのですって。

モネ、マネ、ドガルノワールセザンヌゴッホゴーギャンマティスピカソブリューゲルドラクロワムンクギュスターヴ・モローロダン、オカッパ先生(藤田嗣治)etc…、1900年代から1920年代の作品が多く、印象派からテンペラの宗教画、大作から小作品まで見応えたっぷり!

モネで好きな作品が新たに4つ増え、フランク・ブラングィンの風景画、アルフレッド・フィリップ・ロールも好きになったのが収穫でした(๑˃̵ᴗ˂̵)❤️Aileは、柔和な色彩や表情を持つ絵画が好きです。

モネ『雪のアルジャントゥイユ』『陽を浴びるポプラ並木』『ウォータールー橋、ロンドン』『チャーリングクロス橋、ロンドン』、ブラングィンの『松方幸次郎の肖像』『キュー橋』、フィリップ・ロールの『木かげ』は西美所蔵なので、これからも常設展で見られます。わーい!日本の美術館も年パス発行してくれたらいいのにね⭐️

ルノワールの初期作品も雰囲気が違って珍しく感じたわ。風景画の印象が強いけど、ルノワールの描く裸婦もいいね。

 

でね…。

禍々しいオーラを放つ一角があり、思わず「こわっ!」と声に出してしまったら、案の定ムンクさんでした(笑)。『吸血鬼Ⅱ』なる作品は負のオーラが出色で、塩でも撒いてお清めでもしようかしらと思ったわ(笑)。ムンクさんの病みっぷりたるや。でも、絵にそれだけのパワーがあるって凄い。

ゴッホさんは渦巻きが苦手であまり見ないようにしているのですが(今回は渦巻き作品なかったけど。)、あれって草間彌生先生の水玉と同じ現象ですよね?ポスト印象派自体ピンとこないので、ゴッホさんの良さがよく分からず…。どんなところがいいの?←すごい暴言。

黄色?黄色かな?大胆な色彩、躍動感とか??

ムンクさんが『恐』、ゴッホさんは『狂』って感じ。ムンクさんは鬱気質でご自身の内部が蝕まれ、動けず底なしに沈んでいく感じ。ゴッホさんが躁気質でイかれパワーを外部に発散させ暴れる感じ。迷惑系嫌ー(笑)!Aileが苦手度高いのはゴッホさんです。

 

好きな美術作品は、理屈ではなく「あ、これ好き❤️」と一瞬で恋に落ち、飽くことなく眺めていられます。そう!翼くんのようにー(๑˃̵ᴗ˂̵)❤️

皆さま、絵画を観ている時は何してますか?見てる?見てるのは見てるのだけど、何を考えていますか?

Aileはねー、色彩やタッチ、構図をほうほうと堪能した後、絵画のモチーフ、描かれたバックグラウンドなど、その絵の物語を想像してみます。

そして、作風から作者の人柄を感じとってみる。ラファエロ・サンティも好きですが、Aileのラファエロ像とヤマザキ マリさんが感じとったそれは同じだったわ。全ての肖像画が美しいので、ラファエロはどんな人にも美点を見出し、そこを強調してあげている。←所謂、盛ってる。だから、モテるはず!と云う予想が同じでした。

苦手な絵画でもそこまではします。それから、好きな絵画は、絵の中に視点を置いてもう一度見る。絵の中の世界に自分が入った体で見てみるの。この想像が楽しいのです⭐️ギルランダイオの絵に入り、『最後の晩餐』を間近で目撃するAile。その時、歴史的な瞬間が!!みたいなイメージです。

翼くんはダリやピカソがお好きだけど、もっと知性的な見方をしてるのかな?

ダリの絵を見て悟った哲学的な気づきのお話を聞いて、Aileは翼くんを好きになったのですが、もう少し理知的に絵を見てそうですよね⭐️

 

閑話休題

そんな感じで作品鑑賞を満喫⭐️

そして、作品もさることながら、日清日露戦争、第2次世界大戦と翻弄された松方コレクション激動の歴史に感動しました。もう、松方幸次郎さんは大河ドラマになった方がいいと思う!

世界恐慌の影響で川崎造船所が破綻。松方コレクションの日本保管分約1000点は、売り立てられ国内外に散逸(涙)。イギリス保管分約900点が火災で焼失(泣)。フランス保管分約400点は、第2時世界大戦で日本が敗戦国となった為、敵国人財産としてフランス政府により接収されたのよー(大泣き)。その間、ナチス・ドイツに侵攻されたパリから松方コレクションを田舎町のアボンダンに避難させるドラマまであるの!←ナチスは美術品の略奪もしていた。

1951年サンフランシスコ講和条約締結の際、吉田茂首相がフランスに松方コレクションの返還を要求。やっとこさ、返還交渉が始まったのです。しかし、1950年に松方幸次郎氏は84才で逝去。晩年は松方コレクション返還に備え、受け取りサインの練習をしていたそうです。

松方さん、どのようなお気持ちだったことでしょう(泣)。

美術館開館を目指し、10年かけて収集した美術品約2500点が散逸、焼失、接収。そして、川崎造船所破綻の経営責任をとり、社長辞任。その後、衆院議員を3期務め、戦後は大政翼賛会推薦議員だった為、公職追放

果たして、ご隠居後は失意の日々だったのか。◯しても死なないタイプの豪快な方で前しか見ていなかったのか。←Aileはなんだか後者の気がするけど…。

 

そして、1959年 松方コレクション、ここに帰還。フランス側からの返還条件「まとまって展示する場所を確保すること」に従い、国立西洋美術館が上野に開館。西美の設計はル・コルビジュエ(スイス生まれフランスで活躍)ですが、フランス政府からの推薦だったのですって。なるほどー!でもね、ゴッホさん『ファン・ゴッホの寝室』(オルセー美術館所蔵。今回、来てた。)など13点のイケてる作品は返してくれなかったの。あーもう、そう云う狡っからいところがほんとフランス。抜け目ないというか。

 

そんで更にフランスはやらかしていた。

2016年ルーヴル美術館で、松方コレクションの一作品モネ『睡蓮、柳の反映』が発見される。上部4割が破損した状態で!キャーーー!!カビなどが原因ですって…。横約4メートル×縦約2メートルにもなるモネの大作ですよ?!

ルーヴルの作品管理どうなってるのw?ってなりました。モネは多作なので「あー、モネかい?オルセーにもオランジュリーにも山ほどあるし、展示する場所ないから暫く置いとくかー。」くらいで倉庫に忘れ去られていたと見た。フランス政府も知らなかったと思います。贅沢&呑気&雑!

 

松方コレクションのプロローグ、展示1作品目はモネの『睡蓮』だったのです。

睡蓮シリーズって沢山あるから他にもっと好きな睡蓮もあるし、Aileはどちらかと言えば、お陽様シリーズ(『印象・日の出』や日没系の水面に日の光が映っているシリーズ)ファンなので「ふーん。」って感じでした。展示1作品目にしては、パンチが弱いのではないかと思っていました。

 

しかし、エピローグ。松方コレクション最終展示作品『睡蓮、柳の反映』。

3年の時を経て修復が叶ったそれは、既に絵の体を為していなかった。破損部分は濃いマゼンダで塗られ、何を描いていたのか、モネなのか一瞥では判別出来もしない。共楽美術館の一等地に展示されるべきだった作品。

絵画としては修復不可能だった『睡蓮、柳の反映』。荒々しく傷ついてなお雄々しく立つ姿に、松方コレクション流浪の歴史を生々しく感じ、Aileは胸が震えました。モネの多彩に印象を重ねた筆致と相反するマゼンダのベタ塗りの対比は、前衛アートのようにも見えた。

はい!ここクライマックスです。この最終展示作品モネ『睡蓮、柳の反映』を観て、初めて最初の展示作品モネ『睡蓮』の価値がぐーんと上がってくるわけです。美術品の展示並び順で感動したのも初めてだったわ⭐️

隣には、AIがモネの絵画を学習して復元したデジタル作品『睡蓮、柳の反映』がありました。1900年代から2010年代に至る技術の進歩に隔世の感を覚えます。

復元された絵画もキラキラして(デジタルなだけに。)とても美しかったけれど、傷つき時空を超えて蘇ったオリジナル『睡蓮、柳の反映』の尊さが益々増す、大変心憎い演出でございました⭐️

おっしまい。

ここまでAileの松方コレクション鑑賞日記をお読みくださった奇特な方々、どうもありがとうございます❤️

 

 

⭐️⭐️⭐️⭐️

さて、旬が過ぎすぎですが、2019年9月4日東京ドームでジャニー喜多川氏のお別れ会が行われました。

「ジャニーさん」「ヒロム」と気安く語られ、こんなにも所属タレントのファンに愛された芸能事務所社長が未だ嘗ていたでしょうか?否。世界広しと言えども、John Hiromu Kitagawa氏ただ一人でしょう。←ジャニーさんて最終的に国籍どちらだったのだろう?米在住期間は短いけど、戦後、アメリカ大使館の仕事してるし、地味にアメリカ国籍だったりしたのかな。

ジャニーさん、野球好きだったし、東京ドームから華やかに見送ってもらえて満更でもなかったかもね⭐️

 

参列は午前に関係者、午後に所属タレントのファンの式次第。

翼くんが参列するのかファンの間で少し話題になっていましたが、Aileは何の根拠もなく、ヒロミ・ゴー参列なら翼くんも参列に1000シトロン↑♪ ←皆さま、覚えてらっしゃる?

特に日程などは把握しておらず、ネット動画で観ました。

 

……!!翼くん、いた!

中村繁幸さん、ワンオクTAKAに挟まれて、宙を見上げる男前が!!

(アップで抜いてくださった何処ぞのカメラマンの方、どうもありがとうございます。)

体調良さそう⭐️!お顔がスッキリしてる。翼くん、マリウスが終わって『屋根裏の恋人』撮影中からはまた身体を絞り始めていたので、ここ2年くらい太ってることはないと思います。脚長小尻をキープしていました。

でも、お顔は波があったのです。メニエールのお薬で浮腫みがあるのかなと思ってた。元々、小顔で顎が小さいから、お顔の肉や水分が支えられず、薬・食べすぎ・飲みすぎ・疲労による浮腫みが全開で現れちゃう。←Aileは巨顔で顎が小さいのですが、しょっちゅうブンブンに浮腫むので他人事とは思えない。

でも、今回は翼くんの美しい骨格がしっかり感じられるシュッとした顔貌でしたね❤️

そして、ツルッツルのピカピカお肌!ハイライター入れてなくても頰にハイライト入ってたから、うちの今井さん!毎日、スペイン産オリーブオイルを飲んでいる賜物であろうか。

 

体調良く、リズム良く生活できているように感じました。ジャニーズを辞め、背負うものがなくなったのがよかったのかな。先のスケジュールと体調を不安に思い、気を病ませる必要ももうないものね。

眼光鋭く、目には生気があった。(おヒゲ跡もあった❤️)

目的を持ち、精神を研ぎ澄まして生きている人の顔。

PZの頃を思わせる全身に神経を張り巡らせているような、エネルギーを漲らせているような佇まい。

もしかして、これからの展望が道筋として成り立ち、もうその上を走ってるのかな?と少し期待してしまいました。準備整ってきてるんじゃない?翼くん(๑˃̵ᴗ˂̵)❤️それが芸能のお仕事でも、違うものであっても、Aileは嬉しいです。

 

後日、『今井翼、「退所前よりカッコよくなってる!」とのファンの声』(ニュアンス)とネットニュースになり、ツイッターのトレンドにもなるおまけ付きでした(๑˃̵ᴗ˂̵)❤️

 

 

 

追伸

いつかは翼くん、芸能や芸術関係のお仕事に戻ってくると信じています。色々、試行錯誤することはあると思うのだけど、翼くんの秀でた才能、好きなことって変わらないと思うから。

でも、数ヶ月前にふと、周りの影響や助言で一時的に他のことを始めるのもあるかな?って思ったの。ファンは翼くんの周りにどんな方々がいるか知らない。翼くんのこと、結局、何も知らないから。

でも、もし、そうなってもAileは応援します。やっぱり、大好き❤だし、今までありがとうでお疲れ様だし、Aileにとって、今井翼は応援するに値する才能と人間性を持つ人。

翼くんが何をするかは分からないけれど、それがAileの苦手なことであっても応援すると思います。

フラメンコなら「外反母趾になりませんように!」と祈りながら踊る(あのサパテアードなるものが足に負担かかりそうで…。)、ラーメンならラーメンのスープ全部飲めるように練習する、ってね(๑˃̵ᴗ˂̵)❤️