「翼先生の教えて!10代」、今井翼のto base 2017年3月31日
「翼先生の教えて!10代」、10代の女の子が翼先生に質問するコーナーのスピンオフ企画、10代の女の子が30代男性に求めたいことを教えてくれよ、というコーナーだそうです。2回目だったかな?
あなたのコアなファンの年齢層をお忘れかしら?Why 何故に⁈©️E.YAZAWAと、こちらもやんわり物議ではないですがファンの間で謎を呼んでいるようです。
こちらのコーナーが始まった時、皆さん、どのように思われました?私は以下のように考えました。
①翼くんの可愛がっている姪御さんがお年頃になってしまい、今までのように「お兄ちゃん❤️」と懐いてくれなくなった。で、翼くん、ちょっとお悩み。
②10代ファンがto baseに参加しやすいように。10代、特に中学生だと季節の食材、昔の曲、人生哲学的なお話にはついてきにくいかもしれません。
③今度は、20才そこそこのホステスにハマった(…泣いていい?)。←今度は?今度⁉︎
④本当は20代に訊きたいがそれではあからさまなので10代にしてみた。また、モテたい気持ちが湧いてきた。それは良いことよ❤️
⑤10代に擬態して、男として俺に求めることを述べよ。皆さん、10代の振りして翼くんに求めることメールしていいってことかもよ?
どちらだと思われます?②かしら。や、④?
でも、一体どのような関係性を想定して10代が30代に求めることを訊くのだろうか?
10代が接する30代って、父親、年の離れた兄、親戚、学校、各種習い事の先生、バイト先の社員…くらいだと思うけど。でまた、10代のお嬢さん方もどのような関係性を前提としてるの??
と思ったら、あなた、「大人っぽさ(って老化でもあるんだぜ⭐️」、「落ち着き」、「安心感」、「包容力」、「頼りがい」、「余裕」、「生活力」、「何かに打ち込んでいる」…と、普通に男性の趣味ですわ、コレ!そして、「翼くんのいい声」や「フラメンコに打ち込んでいる姿勢」が好きポイントとして挙げられ、翼くんが男道を語る…。正解、②と⑤じゃない⁈
皆さーん、「14才です❤️」って書いて翼くんに求めること書いて送信!!ですよー⭐️
しかし、それではさすがに年齢詐称にも程があるので、10代に戻って30代男性に求めることをここに記してみたい。
10代の頃、30代に求めていたこと?
私が10代の頃、好きだった格好良い⭐️⭐️⭐️と思っていた30代男性は彼らです。
THE MAD CAPSULE MARKETS / midi-surf (Ozzfest 2005)
こちら側からジャニヲタになったそちらの貴女!是非、お友達になりましょう❤️
10代の私が「すげーかっこいいー⭐️⭐️⭐️」となっていた30代はこちら、頭にミニクロワッサン付けてるヒョロヒョロンとしたベーシスト。迷彩のパンツ履いてる人。元マッドのTAKESHIです。今も好きです。この時は今の翼くんと同じくらいの年かな?この人が曲を作っています。その筋では世界的に人気です。
男の子達の話をフンフン♪聞いていた程度のミーハーな私にはよくカテゴライズが分かりませんが、メタル、ハードコアだかデジコアだか、とにかく五月蝿いロックが好きな人達を楽曲と演奏だけは唸らせたBABYMETALの「ギミチョコ‼︎」と「あわだまフィーバー」を作った人です。(MAD自体はデジコアとかミクスチャーとか言われていたわ。)
音がすっごく悪くて、というか聞こえないけど(本人達も聞こえてないよね?キョーノ、音上げろみたいな合図出してるし。コーラスは後半全く聞こえない。機材トラブル?)、アウェー感ありつつも楽しそうなのでこちらを貼りたかったの。メタル界の重鎮オジー・オズボーンが作ったこのロックフェス日本人で初めて出られたのよ⭐️凄いでしょ❤️?
[LIVE] TMGE - ボイルド・オイル (RISING SUN 1999)
続いては、こちらの目がイッてるチンピラです。でも、幼少のみぎりにヴァイオリン習わされていたボンボンです。歌ってる人チバユウスケです。MCがアレなのは見逃してあげてください❤️今は亡きアベもそれは格好良かったわよね。ウエノもキューちゃんも格好良いよね。当時、ミッシェルは「カッコ良すぎて日本の宝」と言われていました。
ガサッガサにざらついた声も好きでしたが、チバの書く歌詞が凄く好きでした。ミッシェルはキャッチーなので、私のようにミーハーな女の子ファンも多かった。「チバに犯されたい。」とかご両親がお聞きになったら憤死しそうなことを女の子達、言ってたわー。ベンジーは「お嫁さんになりたい❤️」と言われてたわー。ベンジー顔は可愛いものね。ジャニの箸休め枠っぽい。
人の前に音楽が好き、だからその音楽を作る人が好き。
10代の私が30代男性に求めていたもの、それは「才能」です!!才能+努力=「作品(仕事の成果)」です。
今もそれは変わりません。
ということで、耳の穴かっぽじってよーく聞けよ、翼ー!
だから、翼くんも好きです❤️
追伸
「お手紙は書けたの?」と彼(翼じゃない方)に訊かれました。まだです…。
今井翼のto baseに於ける選曲と、翼くんにカバーして欲しい曲
「滝翼か翼くんの曲にして欲しい。」、「もっと翼くんのお話が聞きたいからフルで曲かけるのはやめて欲しい。」etc.…ファンの間でやんわりと物議を醸し出している、今井翼のto baseに於ける選曲。
「もっと翼くんのお話が聞きたい。」には大いに同意。to base、きっちり30分にして欲しいです❤️翼くんが大変になっちゃうけど、毎週1時間でもいい。12hから深夜1hまで頑張って起きてて聴く!
でも、私は選曲に関しては今のとおり翼くんのかけたい曲が聞けるのが嬉しいです❤️
翼くんが好きな曲も知りたいし、その時かけたい曲って、何らかに共感していたり、伝えたいことが含まれていると感じています。翼くんの今が表れているのかな?と思ってるの。
SMAP3週連続(2週だった?)、先週のSuperflyの「あぁ」にも「そっか。そんな風にマリウスの歌は準備されていたのね⭐️」と頷いたりね。
←「ははははははははは〜♪ちゃーん♪(1音上がる)ひひひひひひひひひ〜♪」とか、美人作曲家中島さんとスケールやっているのかなと思っていました。ピッチ…。あの難しい曲のこと、散々書いてごめんね❤️翼くんは良かったのだけれど、あれは瀧本さんが足を…。あぁ!でも、野球は誰がエラーしても責めないでカバーし合わなきゃいけないから!←?特に23日soiréeの翼くん、1つ1つの音を丁寧に取って綺麗に歌ってくれて、ほんっとうに嬉しかったです❤️因みに私は音痴です❤️
あまり言葉では上手に言えなくて、でも今の気分はこんな感じを1曲が表してくれることってありませんか?
私、以前に翼くんへの想いで胸がいっぱいになってwonderwall貼ったことあったわね⭐️
翼くんは、色々な言葉を沢山知っているけれど、溢れんばかりの想いや広がった思考を器用にコンパクトに伝えるのはあまり得意ではないような気がします。テレビ番組ではお上手だけれど、自分のことを話す時。
コンパクトにすればニュアンスは失われるから、「言いたいことと正確には同じじゃないー!」ってなってるのではないかしら。
感性で捉えたものを捉えたままに語ってくれるのは、とっても伝わってくるし感覚が共振するのだけど。
音楽を媒介に伝えてくれるのは素敵⭐️
さて、皆さん、翼くんの低くて深い漆黒ヴェルヴェットボイスで何の曲を歌って欲しいでしょうか?
年を追うごとにどんどん声量も増していて、翼くんたら一体どこまで歌が上手になるのー(๑˃̵ᴗ˂̵)?
翼くんが尊敬する玉置浩二さんともいつか一緒に歌って欲しいです❤️お二人の歌声の共通点は「色気」と「情感」ね。玉置さんも歌声は若い時よりパワーアップしているように感じます。
滝翼曲、翼曲以外で考えてみました。テーマは、「翼くんを想いながら眠りにつく曲」。じゃん⭐️
⭐️ルパン3世「愛のテーマ」
昨日、聴いていて思いました。←昨日の記事、「魁‼︎男塾、今井翼主演『音楽劇マリウス』」に中納良恵さん版を貼っています。
「愛を胸に抱いて 震えて眠れ」なんて今井翼に歌われたらどうしますか⁉︎皆さん!
俺への片想い、俺不在の淋しさに震えて寝ろ!ですよ?何そのドSぶり!
しかも、翼くんが歌ったら「ふ〜るぅえ〜て」のところ絶対セクシーです❤️
歌い上げてくるのかウィスパーボイスでくるか、どちらでしょう?皆さん、どちらがいいと思われます?
私は囁き系がいい(๑˃̵ᴗ˂̵)❤️子守唄にして、震えて眠ってみます。プルプル。翼くん、私、愛と孤独を胸に抱いてその恐れに耐えてみせるわ!←耐える意味って何?でも、そういう曲よね?峰不二子でさえ王子様を待っている、ロマンチスト!
⭐️井上陽水「帰れない二人」
ラテンで魔物がセクシーな今井翼は何ものにも代え難いですが、たまには「触れもせで」な今井翼もよろしいのではないでしょうか?
これね、「好き」って言えないでずっと夜中2人でお散歩してて、朝になっちゃって、さあ、告白!の場面なのだと思います。
思ったよりも 夜霧は冷たく
2人の声も震えていました
Ah×10
「僕は君を」と言いかけた時
街の灯りが消えました
もう星は帰ろうとしている
帰れない2人を残して
陽水さんがカレー作ったりして、2人で三鷹のアパートで作った曲なのですって。青春ね。清志郎先生は売れない時代、この印税で食いつないだそうです。(余談ですが、山口百恵の夫、三浦友和は清志郎先生と高校の同級生でバンドを組んでいたらしい。ドラムだったらしい。後にハンサム俳優となる三浦友和であるが、当時は太っていて「日野高三大デブ」と言われていたらしい。)
清志郎先生の書く詩を読んでいると、学生時代からよく空を見上げていたのだろうと思います。
こちらの曲もそうですが、「ジンライムのようなお月様」(雨上がりの夜空に)、「寝ころんでいたのさ 屋上で タバコのけむり とてもあおくて」、「彼女 教科書広げてる時 ホットなナンバー 空に溶けていった Ah こんな気持ち Ah 上手く言えたことがない NAI AIAI」←屋上で授業サボり中です。(トランジスタ・ラジオ)とかね⭐️←RCサクセションのアルバム「シングルマン」は名盤。
リリカル。リリカルマリウスを演じ切った翼くんなら、情景が目に浮かび、清志郎先生の書く詩の世界が解るのじゃないかしら。
玉置さん、翼くんで是非、歌って欲しいわ❤️
⭐️安全地帯「ワインレッドの心」
はい、エロい。セクシー、エロティック通り越してエロいとしか言いようがない。
玉置さんヴォーカルも相当ですが、翼くんが歌ったら切なさで泣きそう。知恵熱出そう。「い〜まい〜じょ〜♪ こ〜れいじょ〜♪」と「あな たは その♪」と「(透きとおった瞳のまま)どぅえ〜♪」のとこ!どうやって歌うんだ!翼!カラオケで歌ってそうですね。
「音楽劇マリウス」で全身感情の塊になって歌う彼を見て、翼くんのカバーアルバムも聴いてみたい❤️と思ったのでした。
ねぇ、皆さん、どの曲歌って欲しい?
追伸
「この人、一体何才なんだ…?」と思われてますでしょ?父が聴いていて(アンプ自作、冷蔵庫のようなスピーカー設置。父がNゲージに嵌っていたら1ヶ月で1部屋Nゲージ部屋になっていたと思います⭐️)、実家にレコード(かCDか場合によっては両方)があったのです。
追伸2
アプリ使って書いてないからかもですが、はてなはどうして勝手にフォントサイズが変わるの?毎回、勝手に変わっていて、直し方調べる気も直す気もさらさらなしです…。
魁‼︎男塾、今井翼主演「音楽劇マリウス」
パンフレットを初めて読んだのは、千秋楽から1週間後のことです。そこで翼くんは、「男のロマン」、「憧れ」、「祈り」について言及していました。
雑感vol.2、今井翼主演「音楽劇マリウス」
タッキー、健くん、大勢のJr.の皆様、滝沢歌舞伎2017初日おめでとうございます❤️(昨日、書いてました。)
座席まとめ、今井翼主演「音楽劇マリウス」
今井翼主演「音楽劇マリウス」公演中の今井翼レプリカと今井翼と私
⭐️今井翼、今井翼、連呼してすみません。言いたいだけです。完結しないマリウスの備忘録は下書きに幾つか保存されています。ちょっと書き足したり、雑感にしようかな?これは25日soiréeの後に書いていたような。
皆さん、私もう駄目です。
今日は後半、舞台を観ていませんでした。マリウスだけ、今井翼だけ見ていました(泣)。
3回、頑張っても5回見れば理解し、舞台の総括は出来るものだと思います。
初めは、意外なほど、翼くん、個々の役者さん方の演技、台本、演出を切り離して観ていました。
ジキルとハイドで生きることに慣れているからか、きっちりお値段分拝見させてもらいまっせ!と商売人よろしく俯瞰して分析する自分と、役が降りてきた演者の皆さまに素直に感動する自分を両立できていました。
翼くん関係なく、舞台全体の感想としては3回観たあたりで、「初見でのアウトライン把握」→「台本、構成、演出」→「主題」→「監督の思惑」→「役者陣のバランス」→「ミュージカルではない音楽劇の効用」→「エンターテイメント、商業演劇とは?」→「顧客カテゴライズと集客力」→「松竹、ジャニーズ、日生の連携」→「台本、演出、宣伝活動の改善点」までフワッときたので一旦蹴りがつきました。←どサラリーマン。しかし、この後、千秋楽前日に主題に関連する新しい発見がありました。だから、舞台は面白いのでしょうね。
その後は、各々の役者さん方の力量、変わってゆく演技を楽しみ、舞台として観ていました。
でも、今日は翼くんだけです。
誰が動いて台詞を言っていても翼くんしか観ていませんでした(泣)。
父ちゃんとファニーが何かやってても、セリが上がって暗闇に帽子を目深に被って佇むマリウスしか観ていません。顔の表情は全然見えなくても佇む姿だけでも見つめていたかったの。
わー!他の演者の皆様、ごめんなさい…。(10日ぶり2度目の「翼くんだけ観る日」。)
お隣がとっても可愛らしい女の子でシメちゃんファンだったの。
マナー良く舞台全体を観てらして。しめちゃんが出てくると小さな動作も見逃さないよう、一生懸命シメちゃんを観ていて…。涙を流してらして。
その可愛いらしい様子を見ていたら、彼女の純粋にシメちゃんを想う気持ちが私のパンドラの箱を開けました。
実物の翼くんを観たのは、この「音楽劇マリウス」が初めて。今井翼妄想レプリカと実物の融合を経てどうなるのだろう?と自分で自分を面白がっていました。飽きるのか、ますます燃え上がるのか?
私が拗らせリア恋❤️ときゃっきゃ❤️しているのは、今井翼の妄想レプリカです。真実パーツに私好みの妄想パーツを足して作った虚像です。
そして、マリウスを見ていて翼くんを愛しいと思いました。それは、マリウス越しに見た今井翼だったからです。
でも、信じていた以上に素晴らしい舞台を見せてくれた実在の今井翼も、別人としてまた好きになりました。ん?好きになりそう?なるかも?なるのかな?
でも、芸は大好きよ❤️芸能人として好きってこと?あら(ALA)←すみません…、私、太陽(良いファン)になったのかしら?
翼くんしか見ていなかったとは言っても、心は翼くん⇆翼レプリカ⇄マリウスを(多分)行ったり来たり。その日、その瞬間によっても想いの先にいる人は違っていたのだと思います。即ち、私も妄想同棲彼女、妄想役者の妻⇆妄想スタッフ⇄ファン(太陽)⇄ファン(肥やし)⇆翼くんのファンではない一般の人を行ったり来たりしておりました。観客なのか身内なのか分かりません。でも、味方であったこと、切実に応援していたのは確か。
皆さん、アイドルを好きになるとは、なんと複雑で難儀なことなのでしょう?そして、アイドル産業って不思議で、罪深く夢に溢れたものなのね⭐️
実在の今井翼は、本当に全然知らない人だった。←それはそうよ!「翼くん、はじめまして⭐️」の人であった。
カテコの時、舞台端で柄本さんと語り合う彼は先程までの激しいマリウスとは違って、サラッとしていました。ごくごく普通の態度でした。私もまた「今井翼(フルネーム呼び捨ては芸能人ぽい。)顔小さいなー。スタイルいいなー。」とサラッと見ていました。ゆるふわ乙女、ポンコツの兆しは全くなかった。野球やNゲージに夢中の子供のような彼は微塵もいませんでした。お仕事中。
そうです。私がこの度、拝見した今井翼は働く男、「お仕事中の彼❤️」です。
役者としてマリウスを演じる翼くん、座長として凛々しく観客に応える翼くん。舞台上の彼は大きく見えて、とっても素敵だったわ!
しかし、翼くんのファンのようなものになって約4ヶ月、「アイドル」稼業の仕組みもぼんやりと分かってきて、「こういう世界で彼はずっと生きてるんだ。」とある種の感慨があったことは否めません。「何だか大変だなぁ。」と思ったよね。
翼くんはまごう事なき大人で、役者を新たな道にしていきたいと考えている人。
元々、役者さんとしてデビューしていたのなら、ファンの反応等に捉われる必要も殆どなかったでしょう。役を演じること、良い作品を作ることだけに集中できていたのではないでしょうか?ファンもまた、演技に対価を支払っていると言えます。
でも、彼はアイドルとしてデビューしている。
アイドルは、(キャラクター+芸)が商品で、ファンは自分なりの理想像(今井翼レプリカ)を持ち、アイドルを「好きになれる気持ち」、「夢中になれる気持ち」に対価を支払っているように思います。感動や興奮、熱狂、愛着など、何でもよいのだけど「胸の高鳴り」に。
翼くんは演技することの他に、自分のことを「好きにさせて」、「夢中にさせて」、ファンの「胸を高鳴らせる」ことにも神経と時間を使う。人気商売と言うけれど、人の気持ちを相手にする仕事の素晴らしさと恐さを思わずにはいられませんでした。
翼くんには当たり前のことになっていて、割り切れてもいるのでしょうけど、人の気持ちを相手にする仕事は自分を少なからず消耗させる。「それを翼くんは仕事にしているのだわ…。」と妄想付き合い始めの彼女←NEW!の胸はきゅんとしました。
翼くんのファンや安藤さんは素敵な方が多くて、翼くんとは直接交流がなくてもある種の信頼関係があるように感じます。
でも、自分のレプリカと実在の今井翼が乖離してきたら、離れていかれる方もいらっしゃることでしょう。私なら、人の気持ちの儚さにどうしても一抹の寂しさと切なさを感じてしまいます。
故に、ファンサービスを見る度にお客様の反応をチェックしては、「あなた!今日の投げキッスは良かったわ!満面の笑みで喜んでらしてよ❤️」、「ヒューって言ってたわ❤️」、「あなたの目線で照れてらしたわ❤️これで3年はいけるわ。」と妄想糟糠の妻を炸裂させておりました。←やや「家政婦は見た」っぽい。
シャツの肌蹴ぶりや寝癖、朝帰りマリウスの帰り方にも、個人的にはさほど興味がありませんでした。彼の本筋の演技に夢中。
私にとって、翼くんは「格好良い」人で、無作為の可愛らしさや無邪気さも彼の人柄なので勿論、好きです。
でも、正直、作為的な可愛らしさやセクシーの演出はファンサービス、分かりやすい楽しさの提供だと思っていて、妄想付き合い始めの彼女←このキャラ定着するかしら?は、それを求められることに微かな切なさを覚えていました。
でも、長丁場、2時間30分のお芝居だから観客の緊張が緩和されるポイントもないとね。それも翼くんのお仕事!一緒に楽しまないと!←やっぱり、実在の翼くんももう好きなのでは…、「日替わりのお楽しみ」をお客様が今日、どれくらい喜んでくださっていたかは現場とTwitterでチェック!
翼くんのこと、ずっと好きでいてくれますように⭐️
プラス、これは興行の世界。お客様(ファン)は大切だけれど、売上でもあって…。やはり客単価を上げるか、客数を上げるかという話。そのあたりはシビアに考えているのだろうなと云う気もしました。大切なお客様であっても、商売で利益を上げるにはけして欠かせない感覚です。
ここで私はファン(肥やし)として「惚れた男が全力で頑張ってるのだから、こちらも全力で応援しなきゃ女がすたるわ!!!」と頭の留め金(元々緩いので、ネジじゃないっぽい。)がパッキャーンと外れました。はい、今後、壺売りとかホストに嵌らないように十二分に気をつけたいと思います…。1度、途中で帰ろうかなと思ったくらい本当に具合が悪くなってしまったので、これ以上増やすのはさすがにアホだと控えましたが。←充分アホです。ゴリッゴリのジャニヲタです。
かように実在の働く翼くんに対しては、演技の素晴らしさを称え、お仕事の大変さを労いたい気持ちが大きかったように思います。沢山、拍手しましたよ⭐️
唯一、15日matinéeでスタンディングオベーション出来なかったことは切腹してお詫び申しあげたいくらいです(泣)。←他にも同じ体験なさった方いらっしゃいました。舞台の余韻に飲み込まれたのかな?凄く良い回だったのよ!
今井翼は知らない人で、お仕事頑張ってる格好良い人だったと。
なら、ならね。
「今井翼が薬指に指輪してても何も問題はないのでは?お仕事ぶりに尊敬の念を覚えたとは言え、知らない人だったのでしょ?貴女も『お芝居だけでも大変なのに、アイドルって大変!』が感想なのでしょう?」←久々に白昼夢の相棒が!
それは、ぜーったい嫌!
指輪も広島もいちご大福おっぱいも断固として拒否させて頂く!
(美織ちゃんが「10個も年下なのに翼くんを翼くんと呼んだの!」話をじゃない方の彼にして「その話、2回目だよ。」とイラっとされました。お忙しい期初にいやはや申し訳ない。)
小山くんみたいなことになったら(暴露合戦)、憔悴して寝込むと思います。毎夜、泣き濡れて眠るわ。で、腫れて土偶みたいな目になって「もう生身の人間なんて好きにならない!」ってなって、土偶発掘隊(そんなものはない。)に加わるようになって奈良とかで地面掘って、掘ってるうちに違う物も掘ってみる?ってなって、気づけばエジプトで第2の船掘ってて「あー‼︎‼︎翼くんにまた辿り着いてしまったー(号泣)‼︎」ってなるのよ!私、一体何才になってるのよ!どんな老後よ!←人生は冒険❤️って感じで素敵な老後だと思います。
ちょっと、ここで今井翼レプリカが混じってくるのか、やはり実在の今井翼にも恋しちゃったのは分かりかねますが、嫌❤️嫌です❤️
実像と虚像の重なり具合はまだまだ把握できません。いつか1つに重なるといいなと思うのだけど。そうしたら、きっと私も太陽(良いファン)に。
Aile初めてのジャニ活を終えて、また新たなる悩みが…。
やっぱり、あまり観に行き過ぎるのもお手紙書き過ぎるのも、タレントにしたら気持ち悪いのでは?と云う懸念が…。常軌を逸した感じすると思わない?大丈夫?大丈夫じゃなくない?お金使って気味悪がられてたら、こんな居た堪れないことないわよね…。どれくらいが適正回数なの?
ここでも新たなる感情変化が。
こんな好き勝手なブログを書いているくらいですから、「翼くんに嫌われたくない。」という感情を不思議に思っていたのです。いやいや、嫌われるも何も好悪の感情を持たれる土俵にいないでしょうと。
でも、ファンレターを出したら確かに何らかの感情を引き起こす可能性はゼロではない。「嬉しいな。」なのか「嫌だな。」なのか。ああ、こういうことなのかと腑に落ちました。
その前にマネジャーに気味悪がられてそうな気もするけど。(皆さんがマネジャーだったら、いかがなさいます?私だったら、ファンレター全部読んで要望と感想、似たような内容カウントして数値化したもの、役に立ちそうな部分をピックアップして翼くんに見せる。)
お手紙ね、幕間に書いてたからかなり書きました。短い内容のカードだけど。長い感想の便箋お手紙も2通書きました。
途中で「何か意味あるのかな?これ。」とその意義を見失いそうになりましたが(べらぼうに役に立たなそうだったから。)、挫けず勢いで書き続けました。
そして、マリウス閉幕から1週間経った今日、千秋楽の感想をto baseに送れてもいません。←首がおかしくてグッタリしていたのもありますが。
リズムが途切れたら、書けなくなりました。
でも、自己満足だけど、最後までマリウスを見続けて感じた千秋楽の感想とこれからのご活躍を祈って、翼くんへのファンレターは終わりにしたいと思います。
また、アンケートとリクエストしか書けない人に戻る。
追伸
実在の翼くんを観て、何となくレプリカ遊びが捗らなくなるような気がしています。だって、見知った人を妄想レプリカにしたら失礼だもの。←見知らぬ人でも失礼なのよ…。これから、私はどうなるのでしょう?襟を正して翼くんに向かうの(O_O)?
雑感 vol.1、今井翼主演「音楽劇マリウス」
⭐️カテコ後、マルセーユの人々の真ん中でマリウス、ジプシー、ファニーがフラメンコ踊る場面の解釈
スタッフの皆様、日生劇場の皆様へ 今井翼主演「音楽劇マリウス」
新橋演舞場斜め向かいのクリエから、こんにちは。桜も咲いたと云うのにお寒うございますね。
ええ、私はいつまで「音楽劇マリウス」について書くのでしょう?
舞台への思い入れは、翼くんへの好感(愛って書いて照れてやめた。)+フランス愛で成り立っているので、留まることを知らず。←今月のフィガロはパリ特集よ❤️翼くんのマリウスへの想いに及ばずとも遠からずだと思うわ❤️
⭐️ヘアメイク: 宮内宏明様、とアシスタントの皆様かな?
後半、マリウスがマルセーユに帰ってくる場面。漢マリウスの日は2日連続オールバック、その後はまた前髪半分上げて半分下ろしたスタイルになっていました。気づかなかった変化も沢山あると思います。
その日、演じるマリウスの方向性に合わせて翼くんと話し合ってヘアスタイルを作ってくださっていたのかなと思っていました。
前半の若々しさ、自由な自営の息子を表し、でも食品を扱っている清潔感のあるスタイル(下ろして良し、耳にかけて良しの今のスタイル大好き❤美容師さんにもお礼を申し上げたい。休演日明けに髪染めたか切ったかしたのかな?と思いましたが、気のせい?)、朝帰り後の毎回変わる寝癖ヘアと、劇中かなり細かく変えてくださっていましたよね。
ある程度、舞台で形をキープし続けなければいけない、でも固まり過ぎてはいけなくて加減が大変そう!!細やかに神経が行き届いたお仕事を見せて頂きました。
終盤のマリウスはなりふり構わない状態になるので前髪が顔を覆ってしまい、表情が見えなくなることもありましたが、そのあたりも毎回、微調整してくださっていたのでしょう。
オノリーヌのふんわりバン(夜会巻き?)もとっても可愛いかった⭐️
ヘアメイクの皆様方には頭の下がる思いです。
⭐️衣装: 前田文子様はじめ、衣装、衣装製作の皆様
大好き❤️特に女性の衣装は可愛いかった〜❤️
オノリーヌとファニーは、サボ(木靴。というか木のサンダル。)履いてたりしましたね。
2人の衣装のフォルムは、基本、フィット&フレアーだったと思うのですが、普段着感、開放感があって良かったです⭐️フィット&フレアーはクラシックで女の子を可愛く見せるし、着ている方も動きやすくて楽なのです。
昨日たまたま、1930年代のイギリス上流階級のドラマ(ポワロ)を少し観ていて、「やっぱり、港町の庶民とは全然違うわよね…。」と思いました。
オノリーヌの小花柄ワンピにエプロン、平たい大きなポシェット(刺繍かアップリケか何かで凄く可愛かった❤️)、ふんわりスカートにサボのフォルムが、ムーミンの挿し絵、ヤンソンさんのイラスト版に出てくるキャラクターのようで、大好きで小躍りしていました❤️
ファニーの肩出しchemisette blancheは(「似合うじゃないか、そのシュミゼット。」「シュミゼットの中身が見たいんじゃなーいの?」)、昔あんな感じのを持っていて(ヌーブラ登場前の時代なので、乳バンドはストラップレスのモカ⭐️1931年にストラップレスの乳バンドはあったのかしら?コルセット文化があったから、ストラップの付いた乳バンドが世に出た方が後だったのかしら。)、まさにミモレ丈のフレアースカートに籠バッグを持って闊歩していた私にはどストライクでした。(ええ、リセエンヌ推し時代のOlive読者です。バルドーに憧れたわ❤️少女時代。)
ヴィオレ(ビオレ?)を買いにくるご婦人とchaperonの身なりの違い、明るくてお金持ちそうなクロディーヌおばちゃんも大好き!
他にも階級差を表す衣装がふんだんにありました。ジプシーと呼べばいいのか、ロマなのか分かりませんが、それだけはジプシーを知らないので分かりませんでした。
衣装は役の印象に大きな影響を与えますね。大成功だったんじゃないかな?「可愛かった。」「大好き。」ばかりで語彙が貧困で申し訳ないですが、大好きでした❤️
⭐️美術: 金井勇一郎様はじめ大道具さん、小道具さん、と皆様
Bar de la marineのセット凄かった⭐️階段、カウンターから飾りのポスター?等、細部にわたるまで作り込んであって…。お家1軒の半分建てた感じでしょうか?
正面、中央ブロックから観てもその凄さは分かりますが、下手端から観た時には更に「おおっ!」と感動しました。Barの外壁、玄関が視界に入ってきて、でも、店内もよく見える(マリウスは2回消えましたが。)。
2Dの世界から、一気に物語までもが立体的に見えるのです⭐️
日生劇場の座席配置もお考えになって、設計なさっているのですよね?理系のお仕事だ(O_O)と感に堪えました。
⭐️音楽: 長谷川雅大様、中島千絵様はじめ皆様
柔らかな光に照らされながら緞帳が上がり、テーマ曲?が流れる中、御簾の向こうに椅子で眠りこけるセザール父ちゃんが見える。その光景が大好きでした。
「音楽劇マリウス」の音楽は、全部大好き❤️私は先日、人2人しか入らない小さなATMで「さ よーおーならー♪」と歌ってしまうというミスを犯し、思わず背後を振り返りました。翼くんファンの頭の中でもエンドレスで、マリウスの音楽が鳴っているようですよ。
是非、サントラが欲しいです❤️
舞台上で最もお美しいわ❤️と、うっとりしていたのは中島千絵さんです。舞台の奥を覗きこんで、中島さんはじめ楽器を演奏なさる皆様もよく見ていました。
⭐️日生劇場の皆様
昔からいらっしゃると思しき方々は、和光さんのように丁寧で気持ちの良い接客、ご対応でした。
1度だけチケットを忘れてしまったのですが、奇跡的に席番号を覚えており、心良くご対応頂けました。その節は大変お世話になり、ありがとうございました。
毎回(全回観たって意味じゃないわよ⭐️)、楽しく観劇に通えたのも皆様方のおかげです。本当にありがとうございました。
⭐️私が具体的に気づけなかった沢山のお仕事をしてくださった、その他のスタッフの皆様方にもお礼を申し上げたいと思います。
本当に素晴らしい舞台をありがとうございました❤️
追伸
え?洋次?洋次は別枠よ⭐️
マルセーユの人々へ vol.2、今井翼主演「音楽劇マリウス」
マルセーユの人々へ vol.1、今井翼主演「音楽劇マリウス」
何十時間か一緒に過ごすうちに、マルセーユの人々を大好きになっている自分に気づきました。
台本、ファニーの演出が気に入らなかったのに、最後まで観劇を続けられたのは皆様の魅力的な演技のおかげです。翼くんを好きなだけでは無理でした。役そのもの、いえ、役以上に気持ちを伝える素晴らしい表現を拝見することができ、心より感謝しております。
今井翼とまたご共演くださいますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます❤️←私は一体誰なのか?翼くんも見ず知らずの女に勝手に呼び捨てにされて、勝手にお願いされては迷惑なのではないか?
⭐️セザール: 柄本明
ひれ伏すほかありません。
柄本明さんが凄いのは勿論、知っていました。自由自在。自由自在に役を乗りこなし、更に想像を遥かに超えた解釈で毎回、驚かせてくださいました。えもやんには泣かされそうになりました。「えもや〜ん!」と山田ファニーよろしく叫びたいくらいです❤️えもやんがいなかったら、翼くんには悪いけれど、4割減の出来になっていたと思います。えもやんがいたから舞台が締まりました。
山田監督もそうですが、柄本さんとご一緒させて頂けたことが今後の今井にとってどれ程の糧となるか計り知れません。また、ご縁に恵まれてご一緒させて頂けますよう夫婦共々、切に願っております。←妄想糟糠の妻、うん❤️筆ペンで縦書きするよね❤️
香葉子と泰葉とオレンジの着物とオムライスがよぎらなかっただけでも良し。だったのですが、さすが噺家さん!笑いの演技の呼吸が素晴らしいと思いました。あの舞台上で1番明るく心地よい笑いを熟知してらしたのは、間違いなくこぶちゃん❤️さすが林家の笑い❤️
一般的には、マリウスに摑みかかる泣きの演技が評価高かったようですが私はあまり…。大袈裟とか五月蝿いような分かりやすいのってあまり好きじゃないから。
こぶちゃんのBest actは、マルセーユの群衆の中、マリウスを見送る姿です。あれは良かった。同級生セザールの息子マリウスはパニスにとっても生まれてきた時から見てきた可愛い子だったはず。しかし、マリウスの子供と元恋人を結果的に奪い、マリウスの居場所さえも奪うことになってしまった。エゴと分別、マリウスへの想いが混然一体となった大変良い表情でありました⭐️
でも、千秋楽ははっちゃけ過ぎて台詞忘れて広岡さん方に助けられてたでしょ?あれははっちゃけ過ぎ。新喜劇じゃないのよー!
カテコのご挨拶も短い中で、座長を立てた笑えるエピソードをお話しくださり、その低姿勢もまたご立派な方だと傷み入りました。こぶちゃんはモテるらしいね(๑˃̵ᴗ˂̵)⭐️
⭐️ブランさん: 綾田俊樹
脇をしっかり固めてくださったブランさん。
ブランさんは何気にセザール、マリウス、パニス、渡し船の船長さん、オノリーヌ、ファニーと劇中、最も多くの役と絡んでいたのではないでしょうか?セザールとの笑いの場面や良し、マリウスとの知らんぷり場面や良し(「父ちゃんデートに行く」のところです。)。何をか言わんや、芸がお達者であると言うことです❤️
柄本さんに次いで、この舞台を締めてくださっていたのが綾田さんでした。
カテコのご挨拶も笑わせてくださって。脇役ということをしっかりと認識しながら役目を十二分に果たす。職人さんのようでした。
先日、ハットにスーツ、トレンチのおじいさまを見て「あ!ブランさんだ!」と思いました。それくらいブランさんは心に焼き付いています。
⭐️私のオノリーヌ: 広岡由里子
オノリーヌがあんなに素敵でコケティッシュなママンだとは初めて知りました❤️
原作のオノリーヌは、エゴイストでなかなかに強かで俗物。そして、がさつ。娘を思う気持ちがあるとは云え、毒気が強くて困惑するくらいでした。でも、広岡さんは原作のfondを残したまま、とびきり素敵なオノリーヌを見せてくださいました。オノリーヌはマルセーユの太陽でしたよ⭐️原作をお読みになっていたのでしょうか?本当に不思議⭐️
新聞評で絶賛されていた際は、自分のことのように嬉しかったです。
遠くの席からオノリーヌを見ていると明るく楽しいのですが、近くの席から見ると思いの外、悲痛な表情をなさっていました(ファニー妊娠発覚場面)。後半になるにつれて、オノリーヌは母親の重さが出てきたように思います。ファニーとのバランスを考えた演出でしょうか?だって、オノリーヌはファニーよりチャーミングでしたからね❤️❤️
細くて白い手足にキュートなバン(お団子ヘア)を載っけて、ふんわりしたワンピースの衣装がとてもよくお似合いでした。多分、魚屋屋台の売り上げ金が入っている大きなポシェットも可愛いかった。さっすが、マルセーユの美人魚屋!
そのお姿で「60万フラン⁉︎」とよろめかれるのは最高にチャーミングでした❤️年をとったら、オノリーヌみたいになりたい。
と、ここまで書いて判ったのですが、オノリーヌは私が持っているフランス女像の1つに当てはまるから好きなのです。広岡さんは、間違いなくフランス女でした。
スピンオフ“Honoline et Claudine”を是非是非、拝見したいです。オノリーヌとクロディーヌの若かった頃のエピソードも見たいなぁ。オノリーヌにまたお会いしたいです❤️
広岡さんのもカテコご挨拶もお聞きしたかったです。
⭐️私の叔母、クロディーヌ: 田中利花
昨年、死なれた実の叔母を思い出していました。私も姪を溺愛しておりますが、叔母は母親と違い少し無責任に可愛がれるのですよね。
クロディーヌが舞台に現れると、音も流れていないのにリズムを感じます。田中さんが音楽!明るく洒落た雰囲気が生まれるのです。お歌が素晴らしいとのこと、是非、今度、お聴きしたいと思います。
クロディーヌとオノリーヌのコンビネーションは最高で、お二人がいらっしゃる場面は何れも大好きでした❤️
スピンオフ「オノリーヌとクロディーヌ」が観たいです❤️
⭐️ピコアゾー: 阿南健治
カメラが入った日に千秋楽、ここぞという日には爪痕を残したくて堪らないピコアゾー。自分の見せ場を作りたくて、尺が長くなるピコアゾー。
今置かれているポジションと目指すポジションが違う。そんな哀愁と遣る瀬無さを感じさせるピコアゾーも大好きでした。もしかしたら、1番感情移入出来ていたのはピコアゾーかもしれません。マリウスは翼くんが演じているから、感情移入出来ていました。
ピコアゾーは植民地であるアルジェリア生まれのアルジェリア育ち。
フランス語学習者なら必ず読んでいる(仏検2級位で)パリ郊外からの成り上がり物語。パリ郊外の移民が苦学の末、ひとかどの人物になりましたと云うあれです。
いまいち私はよく分かっていなかったのですが、テロリスト立て篭もり、銃撃戦が起きたというニュースや「L'écriture, elle est…のヴィrギュルはなきゃ絶対ダメ!!パリ郊外の本も読まない子だと思われる!!」とINALCO(フランス国立東洋言語文化学院)卒の日本語ペラペラパリジェンヌに言われ←Mademoiselle Bはインテリなのでそんな事は言わない。、端的にパリ郊外がどういう所かが分かったものです。
1931年のマルセーユ、ピコアゾーはそれ以上の偏見に晒されていたことでしょう。
ピコアゾーだって、望んで今の自分になったわけではありません。流れ、流れて斡旋業で糊口を凌ぐようになったはずです。プティを売り飛ばそうとしたりしますが、良い事か悪い事かの判断がピコアゾーにはつかないのです。きっと教えられていないから。
ピコアゾーだって、マレジー号に乗りたい。でも、即座にボースンに断られています。お前じゃ駄目だと。
本当は悲しさを覚えているはずです。「二枚目」、「色男」、「マリウスの若旦那」と呼ばれ、可愛いファニーもいて皆に愛されている友人マリウスを横目に見ながら。ピコアゾーが連れて来ちゃうのは女装の男性娼婦だし…。
ピコアゾーは道化師としてその役を全うしましたが、その陰にはこれだけの哀愁と遣る瀬無さが潜んでいるのです。
演技は明るくて賑やかだったのに、それを感じさせてくれたのは阿南健治さんです。
スピンオフ「ピコアゾー」も見たいな。シリアスでちょっと重くて、でも笑い飛ばそうとするような…。
ピコアゾーはベルベル語とフランス語を話せるはず。でも、両方中途半端で、現実生活で斡旋業の交渉は出来ても、自分の感情を十分に言い表したりはできないかもしれない。(現代のベルベルの方々も、ベルベル語、フランス語共に正確には話せない人が多いそうです。ベルベル日本ハーフの子が言っていました。)
そういった2つの民族、文化間で育った人間の難しさ、切なさも持っていると思います。
最後は、泣き顔で笑うピコアゾーのカットで終わりそう!(でも、ピコアゾーはどうして自分が泣き顔になっているのかはわからないの。)
⭐️ファニー: 瀧本美織
最初は、ファニーが原書、原作翻訳と違い、あんな役にされてしまって美織ちゃんが不憫だと思っていました。
おさるのジョージ(ひとまねこざる)演らされて、女性客の共感は得られず(瀧本美織が出演していたNHKの朝ドラ見てて、サラッとjuste娯楽として観劇して「可愛いかった。」、「かっこよかった。」、「泣けた。」、「面白かった。」くらいの簡単な感情変化で充分楽しめたと思える女性客、翼しか観てないんで、シメちゃんしか観てないんで客以外の女性客は、引っかかりまくりの台本、ファニー像)、ちょっとお辛いのではないかと思っておりました。
しかし、瀧本美織は太いタマだった。
カメラが入った日、前楽、千秋楽だけは、きちんと演技したの。それまでは、他の演者さん方が毎回、変わる中、最初から最後まで、ずーーーっと判で捺したように一本調子だったのに。
カメラが入っていた日は、「やっぱり演出に納得いっていないのね。怒られても自分のファニーを記録に残したいのだわ。」と思ったものでした。演出であんな風になっているのだと。
しかし、25日soirée、難しい曲でハーモニーを一切無視し、ひどく音程の不安定な歌声を自分本位に張り上げてきた時、「この子、相当気が強いのだわ。自分が主人公でいたい人なのね。」と気づきました。本性見たり!(聴音やってなくても、ちょっと一所懸命、吹奏楽やってましたくらいであの音程のずれはわかると思う。コンクール前、自分の楽譜の音符1つ1つの音をチューナーで測って「プラ10ー、マイナー15ー」とか歯医者さんでの虫歯チェックのようにピッチを合わせる努力をするから。ハーモニー命で、音程ずれてる音は吹かせてもらえないから必死。実は、じゃない方の彼が観劇後、開口一番言ったことは「歌、頑張らないとダメじゃないか?」でした。)
いいのよ、女優は気が強くないとやっていられない。
でも、前楽、千秋楽を観ていて、ずっと洋次の演出だと思っていたけれど、瀧本美織自身の判断であの演技だったのではないかと初めて思うようになったの。 今までそう思わせていたことも含めて太いタマだわ、瀧本美織。
続いて、彼(翼じゃない方)との第1回ツバサイマイ公会議。ニケーア公会議的な?←付き合わされている。
山田ファニー問題について彼はこう言った。
「昔からあるよね。古い日本映画でヒロインが浮くくらいにする演出。孤高のヒロインていうかさ。山田洋次の映画にもいつもマドンナ役いるでしょ。
瀧本美織は上手いんじゃないの?昭和なおじいさん監督の言うとおりにするのが。宮崎駿の「風立ちぬ」でも声優やってたでしょ。」
マジか。知らなんだ。
宮崎駿の描くヒロイン像(キキ、さつきとメイ除く)、村上春樹の描くヒロイン像が苦手な人は、山田ファニーも駄目だろうなと思って観ていたのです。←私のことです。
山田ファニーが「おじさんのペット」だと思っていたら、瀧本美織自体が「昭和おじいさん(夢見がち)御用達」だったと言う…。美織ちゃんのマネジャー!ハルキんとこに走った方がいいよ!
ならば、あれは演出もあるとしても美織の演技…。
美織ちゃんには、後半の台本を変えてもう1度、人間になったファニーを演じて欲しいと思っていました。でも、美織ちゃん自身があの演技を自主的にやっていたのだとしたら、もう結構かな。
高齢化社会とは言え、山田ファニーのヒロイン像を好む年齢層の方々はもう独りで外出できる人は大分少ないでしょう。
翼担の観劇回数も全く同じままの再演になったら減ると思います。ちょっと変えないと。
ソロコンかPZ観たい、踊る翼が観たい方が殆どじゃない?お話楽しめなくても、翼くんを想う一心でそこは頑張って皆さん、観に行っていたのではないかしら?翼くんの成長を見たい、翼くんを見たいって。
追っかけすること自体が趣味の人以外、私のように翼くんのお芝居が観たくて行っていた人は少数派だと思います。アイドルとしてデビューしているのだから仕方ないわ。これまでは、お芝居よりダンスだったし。
でも、私とて同じ台本で再演なら、初週、中日あたり、前楽、楽日の4回しか観ません。←充分ですか?
後半の台本と演出変えてくれるなら、今回と同じ以上には観に行く。
毎回、会場の埋まり具合を確認しながら「これが翼くん主演じゃなかったら、どうなっていたんだろう。」と、いつも思っていました。←もはや、スタッフ目線なのか、妄想役者の妻目線なのか何なのか分からない。日生劇場で、3週間度々1日2公演は出来ませんでしたよね。
となれば、松竹様!
相手役女優を変えるのに託けて、洋次に後半の台本変えてもらいましょう!!上手いこと、松竹の帝王洋次を乗せて!
松竹様も熱くて濃い固定客の付いている今井翼、柄本明等を固定で、ファニーを若手清純派女優の登竜門的位置付けにして再演したら、美味しいでしょう?「今年のファニーは?」(「アニー」みたい。)と話題になるし、セットと衣装代もかからないわよ⭐️
翼担も脚本、構成変えましたとなれば、「踊るところ増えたかも?」と新たな気持ちで観劇回数を増やすはず。
は!美織ちゃんの話からずれている。
美織ちゃんはね、凛々としたトライアングル声でソロ歌唱が映えるから、お歌の練習をしっかりしてミュージカル女優におなりなさい。その気の強さを活かした強い役の洋物でお客様を呼べる女優におなりなさいね。前田美波里さんにおなりなさい。嫌だ?もっと、演技上手いんですイメージが欲しい?ハングリーね。じゃ、草笛光子さんを目指しなさい。
この度は「翼 く ん 」 とご一緒してくださって、ありがとうね。
あ、カテコの「出会ってくださってありがとうございます。」と涙ぐむのも、清純派イメージをアピールするにはどのような言葉、態度が相応しいか前の日から考えていたのでしょう?場合によってはマネジャーと考えたのかしら?涙を見せるのなんて女優はお手の物よね(暴れ馬エリカ様もすぐ泣けるのが特技だそうよ。)と、千秋楽まで観続け、美織ちゃんに対してすっかり用心深くなった私であった。←考えてみたら、ローティーンの頃から芸能界にいる女の子が純粋無垢で清純なわけないわね。気が弱いわけないですよ…。
「出会ってくださって」に印象的な上手いこと言ってやろう感、下手に出て観客をくすぐろう感が出ちゃってたわ。一般的にしない言い回し。山田監督と柄本さんは素直に「お越し頂いた皆様に感謝します。ありがとうございます。」(ニュアンス)じゃなかった?普通だったら、そういう言葉が出るわよ。女優さん方の間では一般的な「おじさん殺しフレーズ」(業界の権力者用)なのかしら…。
いいのです、女優はそれくらいで。中身がバレた方が女性人気上がるかもね⭐️その気の強さとハングリー精神で芸能界の荒波を渡ってお行きなさい!
À suivre.
追伸
美織ちゃんに急に辛口になったと思っているでしょう?
そうではなくて、初日から見続けた瀧本美織、山田ファニーに初めて変化が見えたのは22日soiréeだったの。公演が終わる5日前。だから、後半に彼女への感想が集中しているのです。
Cher Marius Tsubasa Imai 今井翼主演「音楽劇マリウス」千秋楽 2017年3月27日
親愛なるマリウス翼イマイ
cherのスペルずっと間違っていたわ((((;゚Д゚)))))))!青ざめました。
女性形のchèreと混同して、それにしてもアクサン落としてると云う…。私のフランス語なんてそんなものよ、フフン♪ chere, 何それ?中性なの?翼くん、ゆるふわ乙女だからいっか。要らんeを入れる、発音しない語末のスペルtかsか迷う…フランス語学習者あるある。
今井翼に嵌りフランス語をサボって早4ヶ月、そろそろ私の深間の男、le français フランス語(は男性名詞です。)の元へ帰らなければならないかもしれない。
さて、千秋楽。1番書きたかったことは前回のエントリーに記したので、その他、千秋楽の翼くんに対する感想を。
「C'est parfait!Matinée et Soirée du 26 mars 今井翼主演『音楽劇マリウス』」で、前楽、大人の男前マリウスになっていたので、前半、後半の成長幅が見られないと書きました。
千秋楽の前半、マリウスは少し明るかった。19日の漢マリウス(万人受け)みたい。でも、ファニーの幼馴染のお兄ちゃん感はなくて。少し子供っぽいかな?と思っていました。前日、「寅さんに届いた⭐️」と云う先入観があったので、「そこまで明るくして寅さんに寄せていかなくても…。」とも。
周りの役者さん方が千秋楽、若干大袈裟でコントみたいなことになっていたので引きずられたのかもしれません。翼くんは普通だったけれど。
初日の演者、観客共に上ずって興奮している感じは好きだけれど、千秋楽の「何かやってやろう。」と云うはっちゃけた感じはあまり好きではないかもしれません。千秋楽が最初で最後の観劇になるお客様もいるわけだし、作品を普通に楽しみたい方もいらっしゃるわよね。ま、そう思うなら千秋楽だけしか観ないってことはないか。
でも、後から気づきました。翼くんはマリウスの成長も見せたくてあの前半だったのかしら?
千秋楽を集大成にしたかったのね⭐️真面目だわ❤️
リリカルマリウス、激情マリウス、漢マリウス、スタンダードマリウス、泣きのマリウス、男前マリウス…色々なマリウスを観てきたけれど(毎日、観劇なさっている方と少しお話したのですが、やはり、いつから違うマリウスになったかお判りでした。私は観に行けない日もあったので「あ〜、昨日からだったのだわ。」などと観られなかったマリウスに身悶えていた。)、過去のマリウスの顔も覗かせてくれて嬉しかったです❤️
2017年、最後のアンダルシアに憧れるフラメンコ。←来年もあるといいな❤️
踊りと歌に加えて演技が入るバージョンでした。カテコでフラメンコはしっかり踊るので(カテコは今井翼として踊っているのか、マリウスとしてなのか分からない。今井翼?でも、マリウスって言われてるわよね。気にしなくていいんだわ、エンタメだから。)、個人的にはこちらのバージョンで良かったと思います❤️何となく、その手法はバレエっぽい。沢山観たけど、このバージョンは千秋楽含め2回しか記憶にないのでレア⭐️
最後のアンダルシアフラメンコ、マリウスは「闘い」をしているように見えました。「海に出たい。船乗りになりたい。」でも、父やファニーに後ろ髪引かれる。自分の夢を実現する為に「マルセーユへの愛着」と闘っているようだった。
ちょっとだけ泣きそうな顔で、汗をかいていて可愛いかったの。アンダルシアフラメンコは、観た中では激しくて格好良いのが99%でした。マリウスの新たな一面、激しさを表す場面になっていたと思います。
でも、この日は取り組み方を変えて、前半マリウスのキャラクターそのままに踊ったのかなと思います。「これを観るのはもう最後だ。」、「翼くん、最後にまた新しい試みをしているんだ。再演の際に繫げたいんだ。」という感慨で涙が溢れました。
後半全編これ全力投球⭐️
語るように歌う。
「芝居から派生した表現方法としての歌。」翼くんはto baseでそう言っていました。
ミュージカルではない音楽劇としての試みは一定の効果を上げていたと思います。判るのだけれど、台詞と歌の境目が曖昧で(しかし、山田ファニーは往年の日本映画ヒロインのイントネーションで台詞を言っている為、マルセーユに帰ってきたマリウスがファニーにキスしようとして「やめて!」と発するのは歌なのか台詞なのか最後まで判別不能であった。)、台詞=ソロ歌唱は、役の感情で音程がぶれるのもまた味わい深かった。音がぶれるからこそ、役の遣り切れない感情がより強く伝わってきていました。
マリウス自身、自分の想い全てを言語化出来ているとは思えません。台詞の裏側にある言えなかった想いまでもが、翼くんが全身を使って歌うことによって観客に届く。観客も言語化出来ない想いを受け取る。
マリウスの想いがそのままダイレクトに私の身体に入ってきていました。翼くんの歌はそういう歌。
渾身の「麦わら帽子を被った♪」をありがとう。
公演前半と比較すると声量は落ちているのだろうけど、千秋楽の翼くんの歌は「音楽劇」の役を伝える表現として出色の出来映えであったと思います⭐️溢れていたわ、マリウスの想いが⭐️
あと、公演中、喉の調子がよろしくない時の歌い方と云うのも翼くんは確立しているのだわと思っていました。手法、芸能生活22年の技量と申しますか。
マリウスとファニーが抱き合う場面。
2人が熱くなったのは、やっと、やっっっっっと26日、千秋楽の前日からなのですよ!!皆さん!!!
それまでは、「あなた達、本当に愛し合っているの⁈」と思っていました。2人共、形式通りというか「今日はこうしてみようね。」と話し合ったのかな?と演技してます感が非常に強かった。
それがあなた、前日からは「少し長いのではなくて(怒)⁉︎」と私が嫉妬し始めるほどの出来映えに。
キスシーンも前半は、「頬っぺつけてるだけじゃない。丸見えよ…。」だったのですが、26、27日はお口の横あたりにはちゃんと翼チューしてたと思うわよ❤️お口かもしれないよー。
良かった。最後、ちゃんと2人が恋人同士に見えるようになって❤️と妄想糟糠の妻が安堵したのも束の間、私を膝から崩れ落ちさせたのは←座ってたけど カテコでの瀧本美織のこの一言だった。
「翼くんが…」は⁈ くん⁈
シメちゃんファンを両脇に抱え、1階後方(寝坊して一般販売だと千秋楽取れる席はこんな感じよ。)に陣取っていた私は「え⁉︎」と声が出ました。
最前列じゃなくて良かった。最前列で、渓谷のように深いマリウス皺を眉間に刻み、見た者を石に変えるメデューサのような眼力で瀧本美織を睨みながら「は?」と言わないで済んで良かった。
「くん」⁉︎ 座長、今井さん、翼さんじゃないの?貴女、翼くんより10才近く年下じゃない。どうしてそんなに馴れ馴れしいの…?
洋次、男と寝たからって一夜にして「私、貴方に抱かれてから、世の中のことがよくわかったの。(=大人になったの。しかし、気持ち悪い台詞よね…。)」なんてことは、ありえないのよ。
でもね、一夜にして馴れ馴れしくなる女は(結構)いるのよ!!!!!!!
瀧本美織、ふてぇタマだとは思っていたが、ガヤさん(キスマイ)とフライデーされて、次は翼に…?
あなた、この舞台、禊だと言われていたでしょ?ジャニーズキラーになるの(怒)?工藤静香なの?←植草さん、諸星、キムタクらしい。
疑念で瀧本美織への好感が一気に霧散したカーテンコールなのでした。正直言って、カーテンコールで1番の印象がそれ。
ま、ずっと焚き付けていた私が嫉妬するほど良いラブシーンを演じられていたということで、1つ宜しなに❤️
本編劇中の翼くんに特化したマリウス観察日記(でしたよね…。)もこれでお仕舞い。
前回のエントリーはシリアスに書きましたが、今回は、楽しい今井翼レプリカ遊びに勤しむ拗らせリア恋❤️エリート上位4パーの人間らしく、最後は焼きもち❤️で締めてみました。
Marius Tsubasa, merci beaucoup et à bientôt un jour!!
↑スペルを大胆に間違えていたのでやや慎重。
Tsubasa Imai, Au-delà des Mers-今井翼主演「音楽劇マリウス」千秋楽 2017年3月27日
Chacun a ses lunettes, mais personne ne sait au juste de quelle en sont les verres. -Alfred Louis Charles de Musset
誰もが其々、眼鏡をかけている。しかし、そのレンズの色をきちんと知っている者はいない。-アルフレッド・ルイ・シャルル・ド・ミュッセ
昨夜のsoirée, 前楽でこの「音楽劇マリウス」は完成を見たと思っていた。
男らしく魅力的なマルセイエを演じた前半、感情の抑制と爆発をバランスよく表現した後半。C'était parfait.
最後、旅立ちの表情で「マリウス」を「車寅次郎」に繋げた瞬間、4番今井翼はホームを踏んだと感じたし、山田洋次監督作品「音楽劇マリウス」として、ある1つの正解には到達したように思う。私には、翼くんがそれを出来ただけで充分だった。
しかし、千秋楽、今井翼と柄本明は作品により高次な解釈を加え、表現した。
この「音楽劇マリウス」は、今まで幾度も書いてきたように通底に「父と子の情愛」(マリウスとセザール、パニスと血の繋がらない坊や)が流れ、「マリウスの成長」を追う物語である。
最終場面、セザールの「親子の情愛」の話からマリウスが「父ちゃん、長生きしろよ。」と父のポケットにお金を突っ込み、セザールに抱き締められるクライマックス。
柄本明は、今までマリウスに溢れるほどの深い愛情を持ちながら、どうしてもマルセーユから旅立たせなければならない辛さを表現していたように思う。
愛おしむように、確かめるように抱き締めてから、息子との別れに茫然として部屋へ消えていた。だから、マリウスもまた、父への愛情と哀しみでいっぱいになり、時には泣き顔を見せ、そういった感情の上で持つ決別の表情を見せていた。
だが、千秋楽は違った。
マリウスは、セザールに向かってゆっくりと歩を進める。観劇十数回を数える(10に近いか20に近いかは想像にお任せしたい。でも、これ以上って「毎日観る。」、「毎回観る。」の段階だと思うわ…。)私が見たこともないくらいゆっくりと。マリウスには、何か覚悟のようなもの、いつもと違う想いがある。そう感じた。
マリウスを抱き締めるセザール。しかし、今迄の愛情ある抱擁とは違った。短い抱擁の後、身体を離し、マリウスの腕をきつく掴む。そして、直ぐに振り払うように腕を離す。
「親子の情愛交換」場面は、千秋楽、お互い独りで生きる「男同士の声無き対話」に変わった。どのような会話を交わしたのかは分からない。しかし、確かに対話があった。聞こえなくとも。
妻を亡くして以降、男手1つで育ててきたマリウス、共に店を切り盛りしてきたマリウスを失うことは身を裂かれるような思いであっただろう。セザールとマリウスは親子であり、また相棒同士でもあったのだ。
マリウス、セザール親子の親離れ子離れの瞬間であり、セザールがマリウスに息子ではなく、一人前の男として対峙した瞬間でもある。セザールは、今までの打ちひしがれてとぼとぼとした歩みでなく、足早にマリウスの前から立ち去る。勿論、振り返らず、躊躇いもなく。未練を断ち切るように。
前日の今井翼同様、柄本明もまた、セザールとして「男の痩せ我慢の美学」を見せたのだ。
そして、最後、マリウスが遠く空を見上げる旅立ちの表情。
前日のmatinéeでは、マルセーユを目に焼き付けておこうとするかのように視線を空に泳がせ、決別の目をする。そして、嗚咽を噛み殺し、口を真一文字に結ぶ表情。「車寅次郎」を示唆するに「強さ」と「弱さ」を表現するのが一般的に分かりやすく、それで来るのだろうと思っていた。また、それは観客に「上手い。」と言われがちな演技でもある。
しかし、違った。
今井翼は、セザール柄本明との「男同士の声無き対話」を受け、一瞬、遠くを見つめマリウスの瞳を静かに燃やす。そして歯を噛み締めるように口を真一文字に結び、直ぐに踵を返した。きっぱりとした、男らしい良い最後であった。
そこに涙は無く、父から「独り立ちした『一人前の男』として生きろ。」というメッセージをしかと受け取めたマリウスの覚悟があった。今井翼が意図的に演じたのか、マリウスとして自然発生的に出た表情なのかは分からない。
だが、今井翼と柄本明は、千秋楽、マリウスとセザールを今までの「親子」から「独り立ちした男同士」の関係へと、一段高みに上り昇華して見せてくれたのだ。私は、2人の役者としての度量に舌を巻いた。
車寅次郎は、16才で家を出てその後、両親と死別している。寅次郎が親離れし、男になった瞬間はどのようなものであったか?千秋楽のマリウスのようであったか?昨日、matinéeのマリウスのようであったのか?
「男はつらいよ」。何れにしても、車寅次郎に連なる「男の在り様」、「男の美学」への解答の変奏を見せてくれた千秋楽であった。2人には、素晴らしいものを見せて頂いた感謝と心からの敬意を表する。
そしてまた、セザールからマリウスへのメッセージは柄本明から今井翼へのメッセージでもあったのではないだろうか。本稽古から公演中のこの2ヶ月、2人が物語や演技について、毎回話し合ってきたであろうことは想像に難くない。
千秋楽最終場面、私には、柄本明からこれから役者として独り立ちする今井翼への餞けであったような気がしてならない。
海の彼方へ。
マリウス、今井翼にはこれから本物の航海が始まります。
たった独りで立つ役者としての。
私には、カウンターにあったクリーム色の帆船模型を憧れの眼差しで弄んでいたマリウスが目に浮かびます。マルセーユに戻ってきて、くたびれたPコートを着て帆船模型の前に佇むマリウスの姿も。
憧れていた船乗りの生活も、あんなことがあってはけして楽しいものではなかったでしょう。たとえ、口では「幸せ」だと言っても。翼くんにもそんな時は起こるかもしれない。
でも、これからは、故郷のしがらみと決別した、真新しい全てが自分の選択、判断次第の航海です。
大きな船に乗るのか、小さな船に乗るのか。
どこへ行くのか?
Où va Marius? Où va Tsubasa?
追伸
アンダルシア、前半のマリウス、歌、書きたいことは沢山あるのだけど、1番書きたいことの骨組みだけ取り敢えず。
私、首が動かなくなってしまったのですもの…。いや〜!!!お熱もあるわ。耳の中とリンパも痛い…。知恵熱?口開かない。頚椎やっちゃった(O_O)?眼精疲労と姿勢からかしら。←既に若い時分から椎間板ヘルニアです。
あの後傾したフカフカ椅子に背中付けて回数観てたらこうなりますよー。「そんなに観るものじゃないからだよ。」と言われています。すんごい痛い…。まぁ、25日の時点で痛かったのですが。
皆さま、お体ご無事ですか⁈
また、あとで書き足していこうと思います。
翼くんへの追伸
全32公演、お疲れ様でございました。大変ご立派な座頭でございましたよ⭐️
休演日1日だけのハードスケジュールでしたね。35才、お身体大丈夫ですか?
ブログの更新などは結構なので、たっぷり休養してくださいね❤️
C'est parfait!Matinée et Soirée du 26 mars, 今井翼主演「音楽劇マリウス」
My best Marius更新⭐️⭐️⭐️何も言うことありません。完璧。今日のsoiréeが千秋楽でも良かったくらい。
まだ進化する今井翼「男前マリウス」、今井翼主演「音楽劇マリウス」2017年3月25日
備忘録です。
翼くんへお手紙書かなきゃいけないから、私忙しいの❤️←知らないよ!
翼担の先輩から「翼もAileちゃんも頑張って。」とエールを頂き、彼(翼じゃない方)からも「今日はマリウスお疲れ様でした。明日もですね。頑張ってね。」と言われています。私は出演しない。
エールの連鎖。翼くん、翼くんを応援する私が応援されてるわ!広がる翼の輪、翼メビウス?
また新しいマリウス。男前。成熟、大人。まこっちゃん。普通に好きになりそう。前半からファニーを結構しっかり好きなのがわかる。ファニー、他のものへの態度差。アンダルシア演じ方変える。歌と踊りに演技入る。笑いの演技が大分増えて、ポイント押さえてきた。怒りの演技はお目目キロキロキロ。前半はmy best Marius更新?
かと思いきや、後半わりとセーブした芝居。過去、ボロボロ激情マリウス、漢マリウス、泣きのマリウスと感情迸るマリウスを観てきた為、大人しく感じる。大人のマリウスだったよう。
千秋楽まで飽きさせない工夫?ラスト回と落差をつける為かもしれない。
カテコのフラメンコの1曲目、凄く良かった。明るい伸び伸びした踊り。佐藤先生も満面の笑みで手を叩く。Bravo! 今までで2番目に好き❤️❤️❤️
残り3回を残して、また新しいマリウスを見せてくれた。演技自体、大きく変えたところも。パニスとの喧嘩、父ちゃんデート。ファニーに迫られる時の表情。
美織ちゃんも22日前半みたいに自由に演じて欲しい。監督や事務所の人、演劇関係者への評判、今後のこと色々考えると思います。芸能界怖いね。大変。
でも、観客、お金と暇のあるお姉さん方に真の人気が出た方が良くない?おじさんのペットはやめてさ。
瀧本美織の歌に注文、今井翼主演「音楽劇マリウス」2017年3月某日
マリウスからの手紙を読む場面の後、船中のマリウスとBar de la Marineの中にいるファニーのデュエット。
2人が違うメロディ、歌詞を同時に歌う難しい曲です。
昨日、私、美織ちゃんのファルセットの音程が延々不安定で声量も足りないと書きました。ごめんね。今日は声張り上げて歌っていました。
お姉さんが悪かったわ。
お願い!!!
声張り上げるのやめて!!!!!!
音程が外れっぱなしの汚いファルセット響かされても不協和音でしかないのよ!!!
あなたが狂った音程で大声張り上げるから、翼くんまで音外したわよ…。(「う。」又は「え?」みたいな表情に一瞬なったような。)
今まで聴いた中で、1番汚かった。
美織ちゃんと音響さんにお手紙書こうかと思ったくらいでした。しかし、このタイミングで(あと3回しか公演がない。)、一体何と書けば(O_O)?と思い留まったのでした。でも残り3回これやられたら私泣くわ…。
多分、今日の翼くん喉の調子が悪かったけど(マリウスの部屋で咳の音がしました。多分、翼くん。歌い出しの一音目が2曲くらい掠れた。「おい!ファニー!」も引っ繰り返り気味。)、歌の調子は良かったのよ。声量あって綺麗に伸びていた。それを崩されてしまって残念でした。
お姉さん、あなたに嫉妬しているんじゃないの。
「うちの今井がお世話になります。どうぞ宜しくお願い致します(あんたの頑張りが翼の評価に影響するんやで。あんじょうたのんまっせ!)」という気持ちでおりました。
寧ろ、がっぷり四つに組んでくれ!あんまり初々しいと物語の妨げになるんじゃないかしら?もっとlatinで行けー!!と焚き付けたい気分でした。
2人のお歌が噛み合わないと「この2人は大丈夫なのだろうか?ちゃんとコミュニケーションは取れているのだろうか…?」と心配していたのよ。
ブログやインタビューを読んで、あなたにも好感を持っているわ⭐️
お姉さん、良いこと考えたわ。
ここは美織ちゃん、小さな声で歌いましょう。微かに聞こえる伴奏と分かるくらい小さく、囁やくように歌って、翼くんを主旋律として目立たせましょう。
それが1番粗が目立たないから、綺麗に聞こえると思うわ。←初日から声量バランスの悪さが指摘されていましたが、最初からこの方法で歌うよう指導があったからかもです。
他の曲で思う存分、頑張りましょうね。
明日も観るから、頑張ってね。
千秋楽まで元気に演じてね。
追伸
この歌やっぱり難しいですよね。私の怒りはカテコのフラメンコまで続きました。なんちゅーことさらしてくれとんねん、と。許容範囲を超えた汚い音を聞くのが嫌です。
今日のカテコフラメンコ1曲目、凄く良かったの⭐️1曲目終わった時点で、“Bravo!”と叫びたかったわ。伸び伸びしてて何か感じ入るものがありました❤️